田村市事務職員会では、去る9月18日(木)矢吹町学校事務担当者会に招かれ、田村市における学校備品管理規程等整備の経緯や備品管理データベースシステムの概要などについて紹介してきました。 現在矢吹町では、学校備品分類表を見直しながら、備品管理システムの構築をすすめているそうですが、平成19年度より町教委と連携して学校事務担当者会を立ち上げ、月1回程度会議を開き、事務改善の検討を行っているとのことです。田村市の例と似ていることからお招きいただいた‥‥ということになります。
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学校事務の未来像を探る -山形・秋田・青森・福島からの情報発信- (東北地区)
大会2日目、第10分科会の会場はユラックス熱海。当日は、十数年前の三年間、夏休み中の大部分を熱海の病院で過ごしていたことを思い出しながら、妙に通い慣れた感じで車を運転し、会場に着きました。 私は、福島県開催の東北大会の時にも同じような分科会に参加したことがあるのですが、今回の発表は以前とは違ったスタイルで行われました。各県続けて発表、質疑応答、意見発表、指導助言をいただくというものではなく、1県毎にそれらを完結させるスタイルの発表となっていました。これはよい方法だと思いました。1県毎の発表について、今までになく自分を振り返りながら考えることができたし、より集中して参加できたように感じました。
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子どもの豊かな学びを保証する学校経営システムを求めて -カリキュラム経営をサポートする学校予算づくりとは?! システムづくりとは?!- (宮城支部)
宮城県としては平成14年に一度全国大会で発表をしており、今回はその時の課題を元に継続して研究がなされてきた内容についての発表でした。 前回の発表後の課題として、学校経営のシステム化が不十分であるという認識が持たれ、その解決に向けての動機付けとして、主体的な教育課程の編成と実施、学校経営組織の改善と教職員が共通理解・共同行動がとれるシステムづくり、よりよい授業づくりには4M(Man、Money、Material、Management)が必要条件であること、またカリキュラム経営学校予算の友好的な連動、学校財務に対する教職員の意識の違い等が挙げられ、そのシステムづくりの元として、学校におけるシステムの概念図が示されました。(収録参照)
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宮崎は今 パートⅢ -学校管理運営規則等の改正をとおして、これからの学校事務職員の存在意義を考える- (宮崎支部)
第7分科会では、宮崎県小中公立学校事務研究会(以下宮事研)より「学校力」をキーワードに、職の確立や学校管理運営規則改正、事務職員の存在意義と大きく次の3つについて発表されました。 まず職の確立では、そのきっかけとなったのが「21世紀を目指す学校事務開発事業(平成4年に宮崎県の事業として策定され、宮事研で研究委託をうける形で始まる。3年間で1千万円程度の予算措置、延べ2〜3百人が研究にかかわる:以下21事業)」です。県教委事務局へ人事交流で異動した元事務職員が中心となって、事務職員制度の諸課題について調査研究するPTを組織したことから始まり、全国大会に出席した県の担当者が、宮事研の研究力を評価した結果、認められたものです。
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環境整備による危機管理 -学校のあるべき姿を求めて 〜プロジェクトfの挑戦〜- (徳島支部)
福島大会に向けて結成された研究のためのプロジェクトチーム「f」は、学校のためになること、子ども達のためになることを研究し、実践する有志によるチームです。自主的に希望者でできたチームというのがすごいなぁと思いました。また、その研究経過などを会報でお知らせしているそうです。(研究集録P188〜P190) はじめに、徳島県事研で策定した「学校事務グランドデザイン21」について、徳島県の学校事務制度の概要なども含めて発表がありました。徳島県は事務職員が未配置の小規模校が37校あり、その未配置校に対して、近隣学校の事務職員が給与・旅費等の県費関係事務について支援を行っています(集中事務・事務取扱校制度)。また、事務職員が病気休暇等で不在になった場合、不在校の学校事務の支援を行う事務支援制度も実施されています。事務職員未配置校や急に事務職員が不在になった学校にとっては、有効だなぁと思うし、制度化されているという点が福島県と違い、仕事を行う上でも安心感があると感じました。
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私にもできる! 自己改革のススメ -提案型事務職員への道も一歩から- (近事研)
私たち事務職員が、今後めざす方向としてよく語られる『提案型事務職員』『学校経営(運営)参画』とは、実際にはどういうことなのか? 近畿公立小中学校事務職員研究会調査研究部では、部員自らがそれぞれの学校で試行錯誤の実践を通して、自分にもできるかを実体験する取り組みを重ねてきました。 「スクールガイド」の提案や「学校事務経営案」の作成を軸に、様々な障壁を乗り越えながらも自己改革の楽しさにめざめ、自分が変わることで周りも変わり、そして事務職員に対する見方も変わるという経験を、職場や保護者に向けて具体的な提案を行ってきた実践事例を中心に報告しました。
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情報の共有と連携による組織的な学校事務の推進 (新潟支部)
「『情報管理・情報分野の危機管理』を実践することにより、子供の豊かな育ちを支援する学校事務」をテーマに取り組んでいる、上越市の学校事務の情報化の実践についての発表でした。 情報公開に対応した「文書管理システム」は、ネットワーク環境を支援するNPO法人や市教委とも連携して作成されます。市教委及び市内各学校から配信された文書が文書受理簿の形で配信され、受付時間短縮、文書保存・廃棄の統一、担当者・文書管理者双方から提出状況が確認できるなど、文書事務を効率的に行えてすばらしいと思いました。 指導助言の中の「校務情報化によって生まれたゆとりが、教育をより良くしようという意識と意欲の高まりにつながる。」という言葉が心に残りました。
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東海事務研からの発信! 支援から実現へ -子どもたちを、みんなを、笑顔にする学校事務- (東海事務研)
1 発表の概要 東海4県が協力して開催した全国大会を機に設立された東海事務研ですが、長く続いてきた活動を改めて見直す意味で、4県それぞれの「今」を発信する場と捉えての発表でした。それぞれに研究テーマや手立てがあり、研究の切り口は違っていても、子どもの豊かな育ちの実現という目指すべきものは同様に存在しています。広域的な情報共有の意識や一体感などを強みに、今後も互いに刺激し合い、認め合いながら、次のステップへすすんでいきたい、というものでした。
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大島小学校児童の美しい合唱で幕を開けた平成20年度・40周年記念全国公立小中学校事務研究大会福島大会ですが、過日は大会の概要のみお伝えしておりました。改めて、大会のメインでもある各分科会について振り返り、田村地区事務研あるいは事務研会員それぞれの今後の取り組みなどについて考える機会としたいと思いますが、分科会の概要報告としてご覧いただければ幸いです。
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夏季研修会でのパソコン研修は、これまで6年間継続してきたスキルアップ研修から、活用を前面に出した内容へと移行することにしました。計画から開催までの期間が短かったため準備不足となってしまい、講師をしてくださった方々を始め多くの方々にご迷惑をおかけいたしましたが、無事研修会を終えることができたこととあわせて感謝いたします。 7月28日に開催された今回のパソコン研修について、参加者の声をまとめると次のようになりました。
続きを読む "パソコン研修会を振り返って" »
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