4 学校事務の夢をかたちに‥‥
「学校だより」は、通常実家庭(兄弟姉妹がいても1部)での配布が多いと思いますが、ぜひ生徒達にも読んでほしいとの願いもあり、全校生徒へ配布しています。
帰りの学活で「学校だより」がクラスで配られている光景を見るのは、発行後の私の楽しみでもあります。生徒達はどのページに興味を持って読んでいるのか、どの写真を見ているのか、真剣に「学校だより」に目を通している子ども達の表情を見ると、編集の苦労も吹き飛んでしまいます。
スタートは、学校事務情報の発信「滝中事務室だより」の発行でした。その思いを、最後の「滝中事務室だより3月号」(平成20年3月13日発行)で次のように書きました。
「みんなの願いをかたちに」が、事務部の目標です!
事務室では、教職員と力を合わせ、子ども達の学ぶ環境を保障する者として、共に校内で子どもを支えるチームの一員として仕事をしてまいりました。学校は、子ども達が毎日通うところです。『楽しくて明日も行きたい学校』『学ぶ楽しさを実感できる学校』であってほしいと願っています。
現在の学校環境を何とかしたいと考える時、厳しい面々もありますが、「生徒アンケートでお願いした卓球台を新しくしていただいてありがとうございます。」「事務室だよりで、学校の出来事や行事を分かりやすく家庭に知らせてくださり、ありがとうございました。」などという、ちょっとした生徒達の声が、仕事をする私達の喜びになっています。子ども達の思いや願いを実現できる喜びが仕事の中にあります。
これからも事務室では、子ども達の豊かな学び、教育目標の具現化のためにできることを精一杯応援していきます。子ども達の笑顔が私達の原動力です。19年度の「滝中事務室だより」は、これが最終号となりました。事務室からの思いを少しでもお伝えできていれば幸いです。
現在は、学校が行っている教育活動の説明責任として、そして学校事務情報はもちろん、学校の教育活動のすべてが『子ども達のために』という教職員の熱い思いに裏付けされて行われているということを理解していただくために発行している「学校だより」となりました。
過日「たむら事務研ちょっとニュース」の研究実践に、『開かれた学校づくりの一端になることを願い』として私の取り組みを掲載させいただいたことは、今までの自分の実践を振り返り、それをまとめるという大変よい機会となりました。と同時に、外部への違う形でのさらなる情報発信にもなりました。
当初、私が「こうしたい!」と心に描いていた学校事務の夢の実現までは、まだまだ遠い道のりですが、「学校事務の夢が、ちょっとずつかたちに?‥‥」と感じる今日この頃です。
10月26日(日)は、校内文化祭があります。それに合わせて、昨年度は「事務室だより 文化祭特集号」を発行しました。昨年は、事務室もさまざまな掲示などを行い多くの方々に訪れていただきました。今年度も計画しているところです。
当日は、今までモノクロ印刷だった学校だよりも、カラー印刷で展示する予定です。また、今まで生徒達が書いた各種大会への応援メッセージなど、事務室前掲示板で生徒達に好評だったものも掲示したいと思っております。
いつも楽しみながら行っている事務室前の掲示について、機会があればまた皆様にご紹介できればと思っております。
今も、事務室前の掲示板を見ている生徒達の楽しそうな会話が聞こえてきています‥‥。
[おわり]
明日26日、いよいよ校内文化祭「かしわ祭」が開催されます。昨日は、「学校だより かしわ祭特集号」を発行して、文化祭の見所をお知らせしました。もちろん、事務室前の掲示についても紹介しています。今年も、今まで掲示してきた「応援メッセージ」や「学校だより」などが主ですが、楽しい企画もあります。「ホウズキトマトの試食」「バターナッツの種プレゼント」「夢をかなえるゾウ?エコ・・・プープー・・・?」パッションフルーツ(時計草)の花も、昨日開花しました。皆様、ぜひ滝根中学校の「かしわ祭」へお越しください。お待ちしています。
投稿情報: 佐藤ヒロ子 | 2008/10/25 10:28
「夢を形に!」とても素晴らしい取り組みに頭が下がります。滝根中の生徒さんは本当に幸せですね。自分達の意見が反映され、それが形となって、よい環境の中で学校生活を送ることが出来るなんて、本当に幸せだと思います!毎日の学校生活に潤いを感じ、感性の豊かな人間に成長されているのではないでしょうか!文化祭にも是非ともおじゃましたい気持ちです。「滝根中生。夢に向かってがんばれ!」って、大声で応援したくなるページでした。
投稿情報: 村上圭子 | 2008/10/25 23:54
応援ありがとうございます。「子ども達の笑顔」を原動力に、これからも楽しみながら仕事をしていきたいと思います。
昨日の文化祭は、好天に恵まれ大盛況でした。事務室前の展示にも多くの方々が訪れ、楽しい一日を過ごすことができました。驚いたのは、事務研の仲間が来てくださったことです。とてもうれしく、そして心強かったです。
文化祭を終えて帰って行く子ども達の表情は、充実感に包まれ満足そうでした。「学校だより11月号」は、文化祭の記事でいっぱいになりそうです。
投稿情報: 佐藤ヒロ子 | 2008/10/27 11:26
初めてこのホームページを拝見しました。ここまでの考え方があって「学校だより」が発行されているんだなということは、ヒロ子先生からもお伺いしていたのですが、まさか「文化祭特別号」が発行されるとは思っておりませんでした。なので、学年通信に、せめて自分たちの学年の中での見所と生徒の意気込みを載せようと思い、A4両面刷りで学年通信を作成しました。そして、生徒が中心となって作った校内文化祭のパンフレットが各生徒に配布されましたが、今回の「学校だより」には、「校内文化祭」の見所が写真入りで詳細に記入されており、また、ヒロ子先生の取材も綿密で、該当する生徒にも意見や意気込みを聞いて、掲載されていました。これには、はっきり言って参りました。
私も学年通信を発行する際、なるべく生徒の声を家庭に発信していこうと努力していますが、「学校だより」は学年よりも
大きいだけに、それだけ重労働だと思います。しかし、これまでのヒロ子先生の取り組みによって、事務室は情報が集まっくる場になってきていて、さらにヒロ子先生が掲示として情報を発信したり、部活動の活躍を祈る応援のメッセージを事務室の掲示板に記入してもらい、その掲示の内容を「学校だより」として全生徒・全家庭と伝わることによって、事務室だけではなく、学校と生徒・家庭の距離が近くなり、ひいては事務室と生徒の距離が非常に近い状況になっています。こんな学校は私が勤務してきた学校の中で始めてです。本当にヒロ子先生のご努力には頭が下がります。
私の家内が郡山市内の小学校の事務職員をしておりまして、この学校だよりを見せたところ、あまりの充実振りに驚いております。ただ、私の家内の勤務する学校は、校長先生が生徒の様子などを細かくとらえた「学校だより」を出していらっしゃるようで、私の家内はこつこつ「事務だより」を作っていくとのことでした。
また、ときどきこのホームページによらせていただきます。
投稿情報: 滝根中学校 教諭K | 2008/10/28 23:16
毎月の「学校だより」をいつも楽しみに待っている家庭を代表してチョットだけコメントします。中学生ともなると学校での出来事等、家ではなかなか話してくれない家庭も多いかと思います。(成績のことも含めて)それを解消してくれるんじゃないかな?子どもさんが机の中にしまいこんでしまわなければね。(笑)
ヒロ子先生いつも大変お世話になっております。「学校だより」ご苦労様です。いつも内容が充実していて素晴しいです。学校がすべてわかってしまうのがうれしいですね。保護者は自分の子どものことや、写真が載ったりすると結構うれしいんですよね。発行するまでのご苦労を本当の意味でわかってほしいと思います。(当たり前と思っている人が多い)学校にいっている方はそれなりに理解してくれてると思いますが、行かない方も多いので是非、「学校へ行ってみよう」という企画がPTAの活動のなかから生まれてくればよいかもしれませんね。><事務室前の掲示板もいいですねえ~。子どもたちへのメッセージを見ると胸が熱くなります。あと一年あったら、と悔やんでしまいます。これから応援してゆきたい思います。頑張ってください。
投稿情報: 吉田孝雄 | 2009/02/17 19:59