hiromaru blog

霜降

　雨降りの霜降でした。楓や蔦が紅葉し始める頃とありますが、もう一気に赤くなっていくんでしょうね。あと１週間ほどでもう11月なんですね。この先の北風が「木枯らし」だそうで、これまた一気に寒さも強まっていくんだろうなぁ。
　季節が変わります。御自愛くださいませ。

ホワイトカレー

　夕方、かあちゃん遅くなるので晩飯自分で食ってくれメール届く。弁当でも買っていくかと考えたが、ご飯残ってるだろうから手っ取り早くレトルトカレーで済ますことに。コンビニに寄ったらホワイトカレーあり。そう言えば事務室で「どんな味なんだろう？」って話になったばかりだった。なもんで速攻買った。
　温めてご飯にかけた。シチューのようだがカレーの匂いだ。味は‥‥何だろう、なんかのスープの味、＋シチューっぽさ、＋でもやっぱりカレー、＋ミルク臭さ、ってところかなぁ。そうだカレーじゃなくて「カレー味シチュー」だ。なかなかいい表現だと思う。
　でもって、食いました感が何となく足りない。やむを得ず実はもうひとつ買ってきた普通のカレーでもう一杯。やっぱりカレーはカレー色じゃないとあかんなぁなどと思う。

寒露

　ずいぶん長いこと飲んでたから今朝はつらかった‥‥。寝ていたかったけれど妻の実家の稲刈りにかり出される。これで１年間ほとんど米は買わずに済むのだから、頭が痛いとか、今日はお祭りなんだからとか、とにかくそんなこと言ってられないのである。
　稲を刈る頃には田んぼの水は要らなくなるわけだけれど、昨日までの雨の影響ですごいぬかるんでしまって、足は取られるわ、刈った稲は泥がベタベタだわ、それをひたすら“つっかける”わけだけれど、いやぁもうぐったり‥‥。足の指がつったりする。
　朝晩の肌寒さが次第に厳しくなってくる。刈った稲は冷気にさらされ、秋晴れの日にさらされ、風にさらされやがて乾燥する。そうなったらいよいよ脱穀だ。もう一息で収穫となるのだ。新米が楽しみだ。

十五夜

　学校も３学期制ではなく２期制にしているところも増えて（？）きて、実は今日で前期が終了して何となく一段落。
　加えて十五夜。久しぶりに月でも撮ってお月見気分。そしてさらに三春は今日から秋祭りときてるし、週末だし、とにかく今日は飲むしかない日なのだ。
　が、この天気‥‥。写真は撮れない。祭りっぽさは何もない。とりあえず樽生を買ってきてはみたものの、イマイチ自分の気持ちが盛り上がらないんですわ‥‥。
　でもまぁ天気祭りということで、三角油揚げなど食いながらのんびりしようと思います。っていうか（事務室でその話題になって）どうしても食いたくなってかあちゃんにメールして買ってきてもらいました。というわけで居酒屋自分ちモードへ突入です。でわでわ。

けっこう好きな色

　10月になりました。何となく焦ってきたような‥‥。でも発表原稿書いたり、あるいはデータベースの作り替えをしたりする気にはなれず、今日も約２時間半ダラダラ歩きです。何となく足が向いて、ずいぶん久しぶりに高校のグラウンドに行ってみました。あの頃と同じように練習試合をしていました。相変わらず檄が飛んでいました。同じように続けることも大切ですが、何かを変えていくことも大切なんじゃないのかなと思いながら、長居せずにウォーキングに戻りました。
　さて、秋の花なのか夏の花なのかよくわかりませんが、この色が好きです。初夏の山吹色も好きなんですが、オレンジというかオレンジに近い黄色というか、とにかく好きです。歳も歳なので思いとどまってますが、例えばこんな色のケータイがほしいとか、GOLFをこんな色にしたいとか思います。でっかい写真をデスクトップピクチャに設定しました。

　紫色はそんなに好きではありませんが、アザミのこの色は何となく好きです。あとアカツメクサの色の濃いヤツとかも好きですね。
　稲刈りも始まりました。すっかり黄金色になって正に実りの秋。柿の実も色付き始めましたが、赤く甘くなるのにはもう少しかかるでしょうか。淡い色から深みのある色へ、季節はどんどん移っているんですね。

秋分

　いかにも秋らしい鱗雲ですが、のんびり構えていると意外にもどんどん様子が変わっていきます。歩くのにはちょうどいい天気で、気がついたら3時間半も歩いてました。かつては何十kmも走っていたので、これくらいはどうってことないんですが、でもさすがにちょっと腰に来ました。バカですねぇ。

　さて、愛宕神社では宵祭の準備をしていました。10月の第1金曜日から3日間、三春大神宮の祭礼が町を挙げて開催されますが、その前のお祭りだから「宵祭」なんでしょう。ただ「町を挙げて」とは言いますが、残念ながら昔のような賑やかさはなくて、この宵祭もそうなんですが、準備をしている大人だけが何だか楽しそうで、子どもの姿なんかさっぱり見あたりません。ちょっと淋しいですね。

　淋しいと言えば、春から初夏にかけての花は何か生き生きとしたものを感じたのですが、この季節の花は何か物淋しいですね。そういうところがまた秋の風情なのでしょうけれど。アザミの花もそっと咲いてました。
　でもって淋しいと言えば、高校野球秋季県大会。地区優勝して波に乗る田村高校はベスト８に駒を進めましたが、強豪・聖光学院に大敗してしまいました。夏の甲子園・光南高校の試合を再現するかのような試合だったようです。ベスト８くらいになると力の差はそれほどないと思うんですが、どうしても名前負けしちゃう。「名門」なんて言われるところにはどうしても勝てない。本来の力を出し切れないで終わってしまう。残念というか淋しいというか‥‥。気持ちですよね。そこさえ越えれば、たぶん甲子園もそんなに遠くはないと思うんです。来夏こそ‥‥。

遠い記憶

　お彼岸。実家に行って墓参り。晩飯まで時間があったので、きっと夕焼けがきれいだろうと思い、久しぶりに裏山へ行ってみた。このあたりでは一番高いところだから眺めはいい。開放感たっぷり。夕陽を遮る厚い雲の端から強烈なオレンジ色の光線が放たれていた。
　小さい頃は「夕陽がきれいだなぁ」なんて思っただろうか。あまり記憶がない。夕日に染まる田畑の様子とか、向かい側の竹やぶの様子とか、土蔵の白壁とか、あんちゃんや弟の姿とか家族とか、ホント目の前にあったものだけのような気がする。それだけ生活の範囲って狭かったのだろうと思う。でもそれはそれで生き生きとしていたのだ。

　そんな目の前の風景というのは実はもう荒涼たるもので、当時の記憶を蘇らせるには相当な時間がかかるほどだ。ずっと引いてくるとこんな感じ。かつてはタバコ畑が広がっていて、極端に言えばサンダル履きで行けるくらいきちんと手入れされていたものだ。適度な勾配のこの道路でスケボーもしたっけ。
　さらに下がっていくと、養蚕のために整備した桑畑が広がっているのだが、草が両側から伸びてうっそうとしたトンネルのようになっていた。桑の木そのものも伸び放題だ。あえてどこまでもどこまでも下っていってみたのだが、トンネルは何カ所もあった。夕暮れで薄暗いし、急に鳥が飛び立ったりして、恐怖心さえ感じた。
　養蚕に前途を託し桑畑の開発をした。もう何十年も前の話だ。が、先細りの一途をたどり、養蚕もやめてずいぶん経っている。農業自体もやっていないから桑の木はもちろん畑の周りの草もそこまでの道路の整備も、つまり一山全部手がかけられていない。悲しいがそれがこのへんの農家の実態だ。その上に、まだ当時の開発費用を年間何万円も支払っているというのだ‥‥。

バリカンでヒゲを刈る

　３連休も終わりだし、さぁヒゲをちょっと整えよう・短く刈り込もうかと思いましたが、BRAUNの髭トリマーが調子悪いんです。髭が引っかかるような感じでぜんぜん刈れない。よく見たら刃が動いてませんよ‥‥。なんか毎回へんだなぁと思ってたんですが、動かないんじゃダメだわなぁ。購入先のヨドバシに持ち込もうかと思いましたが、夕方になってしまったので来週にでもと思います。
　でもすぐに直るわけじゃないしなぁ。普通に剃る分には前のシェーバーも健在なので問題無しですが、伸ばしてる部分が伸ばし放題っぽく見えるのは好まないので、ずいぶん久しぶり（２年ぶり？）にバリカン出してみました。3mm、6mm、‥‥と調整するものがあるので大丈夫そう。というわけで3mmで刈ってみました。結果、さすがはバリカンです。髭トリマーとか言いますが、要するにバリカンなわけで、でもそれはホンモノには勝てませんよ（それが壊れちゃ意味ないし）。バリカンの刈り心地は格段に違います。
　そのうち修理に出すつもりですが、でもバリカンの威力を知ってしまったら意味ないね。必要なところは前のシェーバーで剃れるし。あぁこんなことなら髭トリマー付きシェーバーなんか買う必要なかったかも。

那由多の刻

　っていうか、意味もなくSE/30で書いていたりします。(^^ゞ
　えーと、すっかり涼しくなってしまってビールも何だなぁなんて思うようになり、そういえば氷もじゃんじゃんできるんだから焼酎に切り替えようなんて考えまして、近くのコンビニで買って帰りました。腹の出っ張りは相当気になります‥‥。
　実はあんまり銘柄とか詳しくないので、いつも見た目だけで買っています。今回は「那由多の刻（なゆたのとき）」というのにしてみたのですが、蔵本はそば焼酎・雲海でした。メインはそばですが、麦も米も混ざってる焼酎でして、ん〜微妙。以前飲んだときはもう少しうまかったような記憶があって、そう思うからかちょっと期待外れというか。いや、おいしくないんじゃないんですよ。うまいんです。でも自分としてはやっぱり麦焼酎かな。やっぱ神の河（かんのこ）だ。
　あ、ぐい呑みでやってるわけではありません。この中にはピーマンのきんぴらが入ってるのでありました。

白露

　もう少し残暑が続くのかなと思っていましたが、特に９月以降はめっきりしのぎやすくなりました。この辺り・このところの雨は夜に降ることが多いなぁと思っていましたが、先日の研修の帰りに降られ「なんか久しぶりの雨だねぇ」なんて話もしましたっけ。昨夜の雨もかなり強かったのですが、朝にはやんでしまいました。というわけでこの写真は白露らしい露ではなくて、昨日の雨によるものだったりします。でもやっぱりそんな季節なんだなぁという気はしますね。
　さて、１カ月も居座っていた息子もいよいよ秋田へ帰るようです。なもんで今晩はささやかなお別れ？会。金曜日だし当然樽生買ってきました。ビールは年中飲んでますが、でもやっぱり季節は日本酒モードへ移行していくのかな？そんな気もしました、今日の天気とか考えると。
　朝晩の涼しさは感じるものの、日中はけっこう暑かったりして体調を崩しやすい時期ですね。勝手気ままに暮らしていた息子にもそのへん注意しなさいとは言いますが、北国はこんな露の期間なんて短くて、もう一気に冬に向かっていくのだろうなぁ。皆様も御自愛くださいませ。

らぶらぶレター

　このblogをご覧いただいている方からお手紙をいただきました。写真はその実物かもしれないしそうでないかもしれません。当事者のみぞ知るところ。
　「読者」では味気ないので「彼女」としておきましょう。自慢するとか単なる話のタネにするとかではなくて、どうしても紹介したいという思いなので、「彼女」にはぜひご理解いただきたくよろしくお願いします。と一応お断り申し上げてと‥‥。
　彼女曰く、「hiromaru blog を読むようになって、いろんなことに気づかされたり、時には励まされたりしている。感謝感謝。」とのこと。いやいやこちらこそ感謝感謝であります。何だっつーことない話を日々グダグダ書き連ねていることを、ちょっぴり後悔したりもします。
　また、「周りの人も自分も大切にするとか、視界を180度以上に広げて見るとか（hiromaru注：なぜかここに「（笑）」の文字が）、豊かに生きる為のヒントが、hiromaruさんのフィルタを通して伝わってくる。」ともおっしゃってくださいます。何ともありがたいです。でもそれは、彼女自身にそういう思いがあるからなんじゃないかと思うんですね。特に人を思いやるという気持ちは、逆の立場をいつも考えているからだろうと思うし、180度の感覚は前しか見えない人にはわからないでしょう。豊かさに至っては相当に幅の広い柔軟な価値観を持っているからではないかと。私はそんな「彼女」の感性に逆にすっかり驚かされるやら感心するやらでした。
　間もなく９月になります。私の職場もいろいろな意味で新たなスタートです。仕事をするときに大切なのは助け合うということですよね。一人じゃできない。だから相手を思いやる。自分が大切だからこそ周りの人を大切にしなければ、うまくいくはずなんてないんですよね。それぞれの目線で見たことを共有し、ものごとの価値観をうまく合わせていくことによって、例えば部署ごとの体制ってしっかりしていくんじゃないのかなぁ‥‥。なーんてまた意味不明な展開で‥‥。
　「彼女」にとっても９月は再スタートだろうと思います。どんな状況かなんてわからないけれど、仕事は覚えなくちゃならないこと。だから教わらなくちゃならない。逆に言えば、きっちり教えないと自分が楽にならない。楽にならないとイライラする。イライラはすぐに感じること。そのイライラこそがゆとりのない証拠ですね。忙しいけれど、ほんの少しだけでもゆとりを持って仕事をしたいものです。＞自分、あ、はい。ますます意味不明になってるぞ！
　さて、「彼女」の手紙は実はもっともっと濃厚な・らぶらぶな（受取人判断）文章が綴られていて、ちょっと読み誤るとかなり危険かもしれないとか思って、かぁちゃんに気づかれないようにそっとどっかにしまいました。でもホントお手紙ありがとねぇ。ってホントの話かよっ！

大空を見よ

　日中はまだまだ暑いけれど、朝夕はずいぶん涼しくなった。汗っかきの自分はそれでも汗が流れていたりするんだけれど、でも確かに違う。夕方の空ももう夏じゃなくなっている。
　年度替わりの３月や４月よりも何か忙しくてあっという間だったこの８月も、もう残り１週間。この１週間乗り切れば今度こそちょっと一段落かと思っていたのだけれど、ん〜ここに来てまた予想外の展開が‥‥。
　研修会などでいろんな人の話を聞くと、さぁ自分もがんばるぞと思うものだ。ちょっと無理だと思うところは別の方法やらをそれなりに考えて、とりあえずは自分流の計画・方法など組み立てて、おーしいったるでぇっ！と臨むものだ。が、如何ともし難い現実の壁に速攻ぶち当たり、ものすごく凹んだりする。自分がどうのこうのと言える・できる部分ではないだけに、虚しささえ感じたりする‥‥。
　いや、別に落ち込んでるわけではないし、そんな重い話をするつもりはないのだけれど、仕事って「やりがい」を感じるかどうかが重要なところだから、そのやりがいをプツッ、プツッ、プツッ、ってしょっちゅう切断されたりしたら、続けていく自信なんてなくなるよなぁ。
　あんまり数字数字ばっかり言ってると、安かろう悪かろうの世界になって取り返しのつかないことになると自分は思う。机に向かって数字ばっかり気にする。マチやヒトのことをそれほど気にしたことはあるのか。こんなにも美しい大空をホントに見ているのか。新しいマチができても、どんどんどんどんヒトが去っていったらどうなるのか。マチはできたんじゃない。誰もが夢を持ってみんなでつくっていかなくちゃならないものなんだ。
　（遠回しで意味不明）

ハヤくおゆき‥‥

　事務室の前に大きな水槽があって、そこにはすぐ裏を流れている大滝根川で獲れたというハヤが飼われている。自分がここに来たときはもういたんだから、５年以上は生きているわけだ。あの頃と比べればずいぶん大きくなった。
　年に何度か掃除をするのだが、今年は昨日水の入れ替えなどが行われた。が、今朝見たら１匹どうも元気がなくて、見る見るうちに弱っていくような感じだった。誰の目にももう長いことはないだろうと映ったようだ。週末だし月曜日出勤したらどうなっているものやら‥‥なんてことを考えると、何か手を打たないわけにはいかなかった。
　そもそも川で生きている生き物なのだ。川に帰すべきだと思った。もう一人の職員もそう言うし、そうと決まれば１分でも１秒でも長く川で泳いだらいいと思って、すぐに網ですくいバケツに入れて川に向かった。写真を撮った。そして少しずつバケツごと川の中に入れていくのだけれど、なんか出て行こうとしないように思えた。ちょっとかわいそうだなぁと思いつつ、ハヤく行けよ‥‥などと励ますみたいな独り言がついて出る。少し向きを変えると川の早い流れに吸い込まれるようにふらふらっと出て行った。
　ただ流されていくだけのようだった。一瞬で見えなくなった。でもきっとすぐに自分の力で泳ぎ出したはずだと思っている‥‥。

処暑

　昨夜遅くにずいぶん雨が降った。今朝はそれが太陽に輝いて、雑草でも何でもやたらきれいだった。が、相変わらず残暑が厳しい。毎朝シャワーを浴びるのが習慣化してしまった感もあるが、故にけっこう慌ただしい。でもってバタバタしているうちにもう汗が噴き出てしまい、シャワーの意味が半減している。いや、全滅に近い。
　そうは言っても、先週までとはかなり違うような気もする。さすがは処暑、暑さも峠を越したのかもしれない。

　ちょっと重荷になっていたことがひとつ終わり、夕方久しぶりに30分ほど歩いた。気になっていた蓮田のところまで行ってみたが、ちょうど見頃という感じだった。種類が違うのかねぇ。ま、近いうちにまた撮ってみたいと思う。

　蓮も含めて、どことなく秋らしさが感じられる。しばらく歩いていなかったせいもあるんだろうけど、何か「匂い」が違うのだ。夏にはなかった秋らしい匂いが、ほんのりと漂っているような気がした。
　天気予報には雨のマークはないけれど、大気の状態は不安定でにわか雨や雷雨も予想される。そんなあやしい空が水面に映っていた。雨は適度にさえ降ってくれればいいのだが‥‥。

立秋

　昨夜の寝苦しさと言ったら‥‥。仕事に行っても朝から汗が流れる。明日から出張や研修が続くのでどうしても区切りをつけておきたい仕事は片づけてしまおうと机に向かうのだが、暑さに加えて改修工事で壁などをはつる音がものすごく響き、何とも仕事どころではない環境ですっかりまいってしまった。
　まだまだ暑い日は続くんだなぁと思うが、夕方は意外にも微妙な心地よさなど感じてしまって、なるほど立秋なのだと思ってしまう。縦に伸びる夏の雲の上には、秋らしい横に流れる雲も少なくなく、そう言えば田んぼの緑も次第に黄色みが強くなってきていた。もちろん残暑はここからだから、あと半月は辛抱せねばなるまい。でも季節は刻々と変わっているのだ。
　残念ながら目標としていたベスト４入りは果たせず、彼らの夏は終わった。しかしそれで落ち込んでなどいられない。次は秋の大会だ。季節とともに彼らの目標もどんどん変わっていくのだ。自分も弱音など吐いていられないと思う。が、あと数日でホントの夏休みになる。大会が終われば息子も帰省する。待ちに待った完全放電モードに突入だ。

梅雨明け

　朝の様子ではまだ数日かかるのかと思っていたんだけれど、午後から一気に夏らしい天気になりました。セミの鳴き声がすごいですよとも聞いていたんですが、ついに東北地方も梅雨が明けました。
　梅雨が明けたっていうニュースは夕方テレビで知ったものですから、あわててカメラを持って出かけた次第。ビールに手をかける前で良かった‥‥。もうちょっと早ければ空の青さも写せたのかなぁ。でも明日も晴れるぞって感じですよね。
　実のところ自分としては、梅雨が明けたところで何がどうなるわけでなくて、むしろここ数日のしのぎやすさは嬉しかったです。汗っかきなものですから。でもやっぱり夏は夏らしくなくちゃねと自分に言い聞かせ、おーし！夏らしい写真撮るぞと若干意気込みつつ、うまいビールのシチュエーションづくりなど考えたりするわけです。皆様、おなかを冷やさないように‥‥。

533枚のたむら

　昨年の田村大会に合わせてスタートした「ナイスショットたむら」という企画が終了してちょうど２カ月経過した。それまでの１年間、田村地域のいろいろな表情を紹介してこの地域を少しでも知っていただこうという趣旨だったが、いつの間にか自分たちが写真にハマってしまい、田村らしさが伝わったかどうかはかなりあやしいと思ったりもする。
　でもまぁ自分たちがハマることで、自分たち自身が自分たちの地域に入っていったことは間違いなく、またいろいろな角度・視点でモノを見るという感覚は、自分たちの仕事にも大いに役立つことだと思っている。
　１年間に寄せられた写真は533枚になったが、改めて見てみるとどの写真にも何らかの思いが感じられて趣も深い。それらをどっちがいいと比較するのはナンセンスだと思うのだけれど、でもやっぱり「この写真いいよね」というのはあるわけで、インデックスページを作るためにも「ベストショット」を決めることにした。
　その結果、各月のベスト＆準ベストと総合のベスト＆準ベストくらいを紹介して終わろうという安易な計画が崩れるかのように、票は見事にバラバラになった。やむを得ずサムネイル程度の全ページをプリントして533枚全てを先日の研修会の折に改めて掲示・紹介して企画の一切を終了させた。
　だいたいの結果は現在のトップページに飾ってある写真の大小で想像つくとは思うが、ほんとうのところはそれぞれの感性でしかない。そう、感性豊かな写真がたっぷり掲載されているので、ぜひ各月のページに入ってそれぞれの写真をクリックしてご覧になっていただきたい。そうして田村のことを少しでも知っていただけたら何よりである。

ヒゲを刈る

　先月半ばから末にかけてあーだこーだ言ってたヒゲですが、実は今月半ばからまた生え出しまして（笑）、そのまま約半月続いております。
　土曜日、何としてでも庭の草を刈らねばならぬと実家から機械を借りてきて何とかしました。刈っただけで抜いてないからまたすぐに伸びてきます。が、草も刈り込むとまぁそれなりにさっぱりしてこれも悪くないやと自分を納得させます。
　ヒゲも２週間伸ばしているとけっこうな長さになってかなりむさっ苦しくなります。よーしそれなら自分のヒゲも刈ってやろうと、ついに髭トリマー買いました。いつもコメントいただいてる先生くんと同じBRAUNクルーザー３。
　アタッチメントを付けて1.2、2.8、4.4、6.0mmの４段階に刈り揃えることができるんですが、とりあえず4.4で刈り込んでみました。ひたすら伸ばしていただけだからでしょうか、意外とたいへんでした。っていうか、息子が使ってたバリカンの方が早いような気がしないでもない。続いてスタイラーで形を整えるんですが、イマイチ切れ味がよろしくないというか、でもまぁそんなもんなんでしょう。シェーバー自体はもう６年くらい使ってるヤツと比較するわけだから（注・でも暮れの誕生日に刃を交換しました）文句ありません。総じてまぁまぁ満足と。
　一晩過ぎてみると2.8mmでもいいかななんて思って、今朝も刈り込んでみました。こっちの方がいいかなという気がしますが、中間の3.6mmがあったらいいのにとも思います。ま、あのむさっ苦しさを思えば自分的にはかなりさっぱり感（注・印象は人それぞれでございます）。でもその気になるとなるほど手間暇かかるなという実感もあり、週に２回くらい刈ればいいかなと、まぁそんな感じであります今のところ。

○藤食堂のチャーシューメン

　「そこのラーメンがけっこううまいんだよ」という噂はかねがね聞いていたから、いつか行ってみたいと思っていた○藤食堂。実は職場の真ん前で、その気ならいつだってOKなんだけど、通常は給食があるし、そうでない日はいつものところから出前を取ったり弁当だったりでねぇ。
　実は行けそうで行けないもうひとつのマイナス要因がある。営業してるとは思えない外観。最近のれんだけちょっと新しくなったけど、それ故になおさら店本体の老朽化というか何と言うかが‥‥。でも今日こそはという強い信念で向かったのである。
　ガラガラと引き戸を開けて入るんだろうけど普通は、でもここはエアコンはもちろん扇風機さえない。店中の戸や窓を開け放って自然の風を取り込んでいてすっかりオープンカフェ状態だ。国道沿いで交通量は少なくない。ホコリもかなり入ってくるんじゃねぇの‥‥。土間はコンクリートなんだろうけど平らじゃなくて、懐かしいデコラ板の小さいテーブルがひん曲がって傾いて並んでいる。椅子はあちこち破れていたりする。そして薄暗い。勇気を振り絞って入ったんだけど、あぁ来るんじゃなかった・帰りたい・キャンセルできないだろうか・おいおい店に入ってるヤツがいるよと思われてるなきっと‥‥正直逃げ出したくなるくらいだった。
　厨房は丸見えだ。ばあちゃんがつくっている。なんかため息がこぼれる。やがて銀色のちょっとひん曲がったアルマイトのお盆に載ってチャーシューメンは登場した。「こぼれっと何だがらお盆も置いでぐがら」と、あんまりきれいな感じがしないお盆を見ながら食べるハメに‥‥。
　味は悪くないんだ。麵もとりわけおいしいわけではないんだけど、ゆで加減が自分としてはちょうどいい具合。問題はチャーシュー。これがホロホロと崩れるようなとろけるような感じなのだ。微妙にもっそり感のあるところにスープを流し込んでやるとなるほどうまい。さすが肉屋兼業だ（でもその肉屋も決して‥‥）。あっという間だった。
　もう二度と来るまいと思ってばあちゃんに代金支払って店を出たんだけど、ほどなくまた戻りたくなるような、後を引くようなものを感じてしまった‥‥。恐るべし○藤食堂。

光のシャワー

　久しぶりの晴天。カラッとした感じで気持ちのいい日でした。窓のない・風の入ってこない部屋で仕事をしているというのはとてもつらいんですけどね。
　８月半ばに開催する研修会の会場借用の関係で、夕方とある施設におじゃましてきました。大きな部屋は先約あり、小さな部屋はちょっと小さすぎ‥‥。知り合いの方が担当で、別の施設を聞き当たってくれたり、この事務室の机を移動して使ってもいいよとまで言ってくれたり、地元っていいなぁって思います。答えは出ないままなんだけど、涙出そうなくらい嬉しかった。
　その帰り道、シャワーのごとく雲間から光が差していました。ちょうどカメラを持っていたので撮ったんですが、いろいろな人に支えられているんだよなぁ‥‥なんてしみじみしちゃいました。
　昨日は１日研修会でしたが、そこまでのいろいろな準備もギリギリ間に合って、とりあえずはホッとして、夜の懇親会はまたすっかり酔ってしまいました。楽しいひとときでした。そんな研修会もいろいろと助けたり助けられたり。それがまたいいんだなぁ。