福島のねこ展には別の目的も実はあったのです。食べたいと思いつつずっと機会を逸してきたので、ちょっと早めに出てぜひ某人気店のラーメン食べたいものだと思っていたんです。が、結局出遅れて行列を思い描くとあっさりあきらめついちゃって、また次の機会でいいかな‥‥と。
一方で、無性に味噌タンメンが食べたくなりまして、とりわけ舞木ドライブインのミソタンメンがもう頭から離れなくなってしまいまして、こちらは同じ町内だから速攻です。
開店時刻からほどなくすでに数名の方々が。自分の後ろの方々は初めてのようで、そのボリューム感にいちいち反応していらっしゃいました。
さてほどなくできあがりました。おぉ‥‥このアングルでは実感が湧きませんが、具材はかなり山のようになっています。熱々の野菜の一角を攻めながら麺を掘り出します。かたまりかけているそれをほぐしつつ、野菜とのバランスを保ちながらいっしょに食べすすめる・ほおばるというのがオレ的にはおいしい食べ方です。
スープをたっぷり絡ませた麺と野菜の甘味と、あぁミソタンメンの醍醐味です。すっかり満足しました。これで700円。もードラいいなぁ。
明くる日、県中でも南の方の某白河ラーメン店に行ってみました。何気に見ていたラーメン本で目に止まって、それをぜひ一度食べてみたいと思ったのです。母ちゃん同伴。
開店時刻の15分も前に着いてしまいました。遅れたらアカンとか思いましてね。(^^;
でも「売り切れました」の貼り紙が‥‥あぁ‥‥。だけど開いてるっぽいので入って訊いてみると11:00開店とのこと。よがった‥‥。
ということで開店と同時に入店。さっそく10人ほどの客が入ります。広くてゆったりした店内。ラーメン屋って広くなくて待たされるもんだと、いつの間にかそんな感覚になってたかもしれない‥‥。
初めてなのでスタンダードな「手打中華」とも思ったのですが、やっぱ比較してみたいのでワンタンメン。かあちゃんチャーシューメンでいいんじゃね?と促してみますが同じくワンタンメン‥‥。餃子も1枚頼みました。
おぉ白河ラーメンらしい彩り。いいじゃないですか。スープは‥‥見た目よりずっと淡白に感じました。悪くはないかな。チャーシューは3枚。がっつりと思いきやこれまた意外にあっさり。ワンタンはほどよいやわらかさ。中心の餡だけはしっかりとした歯応えです。これは何だったんだろう。麺は手打ちの白河ラーメンたる中太の縮れ麺。しっかりした麺ですね。けっこう量も多かったような(いつものとおり母ちゃんから少し増量される分を差し引いても)気がします。
ひとつひとつはいいんですが、でも結局は淡白だけで最後まで来ちゃったなぁという物足りなさ感がありました。量は充分だと思うのです。スモークのももチャーシューだって、平打ち中太手打ち縮れ麺だって、ワンタンだって、いや餡が少し主張しすぎかな、でもそれだって‥‥。ただ結局のところ淡白で終わってしまったような気がするんだなぁ。
自分はちょっと違ったなぁ。あと少し、もうちょっとグッと来てほしかった。
餃子はけっこう大きめで食べ応えあり。シソ風味。自家製ニンニクラー油がいいですね。酢に溶くんじゃなくて、餃子にのっけて食べてみれば良かったなぁ。
あ、これをラーメンに入れる? いやいやそれは‥‥。
まぁでも、また機会があったらもう一度食べてみたい。
さて、GW最終日、雲ひとつない青空、それでもはし軒に並ぼうとしてるオレ。でも気づけば開店まであと3分。やばいやばい。
が、来てみると先客なし。え休み? じゃなくてホッとしました。一番乗り。GWの最後はワンタンメンで締めるのだ。GWまだ終わってねぇか。あ、今日はみんなふくしまラーメンショー2015さ行ったが?
そのはし軒のワンタンメン。醤油系はオレやっぱりこれだな。大将がつくってくれる渾身の一杯。スープ、麺、ワンタン、チャーシュー(かぶり入り)、煮玉子などなど、オールキャストで織りなす最高の一杯。
飲み過ぎからちょっとヘンな感覚に陥ってしまいましたが、GW中にこうしてあれこれ食べて、またいろんな思いを新たにしましたよ。別に遠出しなくたって、はし軒があるじゃないか、もードラがあるじゃないかという安心感もありました。三春は他にもけっこうラーメン(のうまい)店はあるなぁ。
ラーメンばかりも食ってらんにぇんですが、それがささやかな目標でありご褒美でもありますから、控えるところは控えて、いただくものはおいしくいただく。
GWはまだもう少し。今週あと2日がんばっていくのだぁ。そして週末はまた‥‥。
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