ワープロ専用機でパソコン通信をしていて、もう少し本格的にやりたくなって98LTというものを安く譲っていただき使い始めたのが、自分のコンピュータの始まりだったんです、正確には。単純にパソコン通信をするためだけだったから他のソフトはなかったし、だいたいコマンドを入力するということが全く理解できなかったので他に使おうとは思わなかったので、自分としてはそれがコンピュータだったとは思っていないのであります。
Macintoshならコマンドなど覚えなくたって使えるらしい‥‥けどすごい高いらしい、というのが1990年頃の話でした。が、Macintosh Classicが登場して一気に敷居が低くなり、さぁそれならと、ClassicでMacintoshデビューを果たし、自分もついにコンピュータを正式(?)に使うようになったのです。1991年2月頃のことです。
Classicを注文したのはその数ヶ月も前の秋でしたが、明日届くのか明日届くのかと思いながら、Mac専門の月刊誌で情報収集していたのでありました。1990年10月号から購読し始めたのですが、それがMACPOWERだったわけです。その約半年前の1990年2月創刊だったんですね。
MACPOWERは、昨年10月号で事実上の廃刊となったわけですが、その数ヶ月前・2007年4月号で購読をやめました。
ここ数年分は半年くらい前に処分してしまったのですが、購読開始から12年間分くらいは本棚にぎっちり詰めておいたものだからそのままになっていたんです。でもさすがにもうじゃまになって、昨日思い切って全部処分することにしました。
ただやっぱり何か淋しい気がして、年ごとに表紙だけ全部写真に収めてみました。以下それだけの写真が続きますが、懐かしいと思う方はぜひ懐かしんでいただければと思います。最初の3冊は1990年10−12月号です。
▲1991年1−12月号
▲1992年1−12月号
▲1993年1−12月号
▲1994年1−12月号
▲1995年1−12月号
▲1996年1−12月号
▲1997年1−12月号
▲1998年1−12月号
▲1999年1−12月号
▲2000年1−12月号
▲2001年1−12月号
▲2002年1−7月号
これ以降はすでに処分済みです。
Macintoshに関する情報はとにかく少なくて、パソコン通信とこうした書籍が頼りだったんですね。素人な自分はとにかく読み漁りましたし、パソコン通信でそれらを確かめるようにメンバーの皆さんと話に花を咲かせていたのでした。
やがてインターネットの時代がやってきて、情報も簡単に手に入れられるようになり、月刊誌に頼ることがほとんどなくなっていったわけです。振り返ってみると淋しいような気はしますが、それだけ大きく様変わりしたこの十数年が、自分がコンピュータを使ってきた十数年でもあるということに、何か深く重いものを感じたりもします。
ホントのところはパラパラとページをめくってみたかったのですが、間違いなく長くなってしまい片づかなくなるし、気持ちが変わってやっぱり取っておこうなんてことになりかねません。だから中は一切見ないで年ごとにどんどん縛ってしまいました。おかげさまで手が痛いんです‥‥。
実は本日処分するつもりでいたのですが、ゴミ収集も休みに入ってしまいました。年明けにリサイクル業者さんが巡回するときにと思いましたが、ルートの関係で2月初めまでおいでになりません。
ので、もうしばらくは家の中で保管することになります。もしバックナンバーが必要な方がいらっしゃいましたら、コメントでその旨お伝えください。原則1年単位でお引き取りくださいますようお願いします。送料はご負担ください。
※2月初めには処分します。
ちなみに、次の月刊誌もあります。
・MACLIFE 1993年6月号〜2002年1月最終号
・MacJapan 1992年6月号〜2003年5月号
・MACWORLD 1993年5月号〜2004年6月号
1996年からの表紙に愛着を感じます
表紙年号を見て私のPower Macintosh 5500/225は丁度Macが切り替わる狭間だったと再認識しました。Power MacintoshシリーズからiMacへ移行する最後の機種だったようです
しかし初めてのPower Macintosh 5500/225で沢山遊び・沢山学びました
私も雑誌をどうしょうかと思っていた所で、写真を撮ってから処分すると良い事を教えて頂きました
1996年頃から読み始めMacPeopleとMacFanを1997~2000年まで購入しました
投稿情報: papa | 2009/01/06 15:05
初めまして。山下と申します。
MACPOWERのバックナンバーを血眼で捜していたところ、
こちらのHPにたどりつきました。
よろしければ、ぜひ1995年のバックナンバーを
引き取らせていただきたいのですが、
まだご自宅で保管されている状態でしょうか?
突然きて、図々しいお願いをしてしまいすみません。
オークションや古書店を探しても
なかなか見つからなかったものですから、
ぶしつけにも申し出てしまいました。
実は仕事の関係で、95年のMACPOWERで
上野俊哉さんが連載されていた
「アムステルダムノート」の資料が必要なのです。
(国会図書館などで探しても見つかりませんでした……)
どうか、ご検討いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
投稿情報: 山下 | 2009/01/07 13:02
papaさん>
振り返ってみると、iMacより前まではこうした月刊誌などを必死で読み漁っていたっけなぁって思います。ちょうどインターネットが一般化する前ですね。そう考えると、ずいぶん長いことベージュ色のMacintoshで遊んだなぁと思いますが、iMac以降のスケルトンMacもどっこいどっこいなんですね。まぁ思い入れというかこだわりというかなどは今じゃ考えられないような激しさでしたからね。(^^;;;;;
最初に買った1990年10月号以降、どの表紙も「そうそうこれこれ」という懐かしさでいっぱいでした。さすがに中身まではどうしようもありませんが、きちんと並べて表紙の写真を撮ったら吹っ切れました。
投稿情報: hiromaru | 2009/01/07 20:03
山下さん>
初めまして。やっぱり探してる方がいらっしゃるんですねぇ。
国会図書館にもない本がここにあるというだけでちょっと胸を張ってしまいます。
まだ処分されずに残っていますが、いずれゴミに出されるだけです。必要な方に引き取っていただけるのが一番だと思っていますので、むしろありがたいお話しです。
エントリに書きましたように、送料をご負担いただくようになりますが、詳しくは別途メールにて‥‥。
その時々のハード/ソフトばかりが気になっていたものですから、「アムステルダムノート」の記憶があまりありません。後ろの方のモノクロ数ページの記事‥‥でしたかね。
投稿情報: hiromaru | 2009/01/07 20:38
初めまして、佐々木と申します。
Macintosh PortableとNewton2100の現役ユーザーです。
漢字Talk 7.5.3アップデータ
漢字Talk 7.5.5 アップデータ
が含まれているCDが付録となった1997.12以降の
本をお持ちでしたら、譲っていただけたら幸いです。
投稿情報: 佐々木久 | 2016/12/16 07:01