お名前を書いてお待ちください。
大将の声に促されるように、最初の3人組の一人が名字を書いた。が一瞬悩んだ様子。次に並んでいた自分も普通に書く。3人組のおやじ連中、何かしゃべって笑ってる。何を悩んだのかと思ったら、全員の名前を書き連ねなくちゃならないのかなぁと考えてしまったということ。あぁなるほど。でもそれはねぇべ。自分もつい笑ってしまった。昨日のはし軒での一コマ。
父の命日なので線香を上げに実家へ出かけた。とうちゃんが大好きだった(らしい)柏餅を今年もまた手みやげにした。
GWじゃなくて命日に集まろうということにして、春の彼岸も桜の頃も帰って来られなかった弟も帰省した。自分も何かと忙しくて、近くにいながら自分も同じく正月以来のような気がする。ちょっと申し訳ない感じ。
いつものように兄弟3人にぎやかに飲む。子どもたちも大きくなり、ビール以外に焼酎や日本酒も飲むようになってなおさら楽しい。
本日のメインイベント「出羽桜・雪漫々」。1カ月前から温めておいた、いや冷やしておいたこれを飲む日がついにやってきた。
弟と同じ名前の方からいただいていたのだが、せっかくだからその名前にちなんで、弟も含めて兄弟で飲むことにしようと、その日をずっと楽しみにしていたのだ。いっしょうけんめい頑張ってこれたのはこのおかげかもしれない。(^^;
人の褌で相撲を取るみたい感は否めないが、遠い異国で暮らすその知人に心から感謝しながらいただいた。
いやぁそれにしてもさすがは雪漫々。5年熟成ながらも爽やかな香りが出羽桜らしく鼻を刺激してくれる。こんないい酒をあっという間に‥‥。
彼が旅立つ前に飲む機会があって、その時に実はこれを持っていこうと考えたのだが、それ以外のさまざまな事情もあり別の銘柄にしたのだった。
なぜ最初これにしようと思ったか。その名前をもじって、おやじギャグというか、とにかく新しいところで頑張ってほしいから、「勇気満々」で行ってこいと送り出してやろうなんて思った次第。それを見透かされたかのように逆にいただくことになろうとは‥‥。ありがとう。
さて、実家は長男に代々ある一文字が付けられている。ひぃじいちゃんもじいちゃんも父ちゃんも兄ちゃんもその長男も、みんな名前に同じ文字が入ってる。よくあること。
自分にも弟にもその字は入ってなくて、それがちょっとうらやましかったんだろうか、自分は自分の息子に自分と同じ一文字を使った。よくあること。笑
今日はそんな実家で飲むのにいいんじゃね?と思って「喜久酔」を準備していった。初めていただく銘柄だが「きくすい」だと思ったら「きくよい」とのこと。美味しんぼにも登場したことがあるとか。まぁ美味しんぼもいろいろあるからなぁ。
意外にも、雪漫々よりもこっちがいいという人が数名。いやいやこっちだって立派な銘酒。味はやっぱりそれぞれの好みだなと。
「きくすい」と言えば菊水を想像する。好きな人はアルミ缶のそれがうまいらしいが、とろっとした甘さが特長の日本酒。自分にはちょっと‥‥。
明けて今日は早朝から地域の草刈りをし、その勢いで駐車スペースの草刈りまで。さすがにもうぐったり。‥‥。
これでは明日からの仕事が心配なので、英気を養うべく家族みんなではし軒へ。と、横浜へ戻る弟の車と期せずして前後になり、いっしょにワンタンメンを食べて改めてじゃぁ気をつけてと。
これでようやく GWも終わった感。本来のペースで仕事が始まる。まずは1週間。次のささやかなご褒美を目標にしながら、やり残しも早めに片付けつつ少しずつ追いつかなければ。
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