雪の心配なんてどこへやら。今年の三春だるま市は雲ひとつない晴天に恵まれました。ざっと見た感じ、去年よりも人出が多いような気がしますね。たいへんな賑わいです。
三春だるまは別称「高柴だるま」とも言われ、郡山市西田町の高柴デコ屋敷で作られています。西田町は元々郡山ではなく田村で、三春の殿様の領分だったんですね。ですから三春駒や三春張子人形などが今も作り続けられているんです。
その三春だるま、まん丸ではなくて頭が平たくて、赤ら顔でカラフル、お腹?には福の字、そして彫りの深い顔でにらんでいる、というのが特徴です。で、一般に小さいものから買い始め、毎年一回りずつ大きいものにしていくというのがならわしです。
(写真はいずれもクリックで拡大)
店(家)によってだるまの表情やデザインが微妙に違っています。もちろんひとつひとつ手作りですから、同じ店に並んでいても同じものはありません。どれが自分の好みか、よぉーく見て歩くのもおもしろいですね。ちなみに私は、今年も本家恵比寿屋さんから買いました。15cmくらいの小さいものなんですが、微妙にヘタうまというか、愛嬌があっていいんです。大きいものになってくるとまた変わってくるんですが。
三春だるまの他、縁起物の「まさる」や、今年の干支・イノシシの張子人形なども買うことができます。午後からは「ひょっとこ祝い踊り」や「三春太鼓」などのアトラクションも予定されています。だるま市は夜7時まで。
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