県下一の消防団を讃える福島民報社の「第55回民報金ばれん」を、三春町消防団が受賞しました。昭和31年の「第4回‥‥」以来51年ぶり・二度目の受賞という快挙だとか。
写真は、受賞した金ばれんとともにポンプ車から沿道の声援に応える消防団長さんと町長さんです。
新聞報道によると、住民参加型の消防検閲や防災訓練の実施、高齢者住宅での防火指導などの予防消防活動や、消防学校に団員を入校させるなど、その資質向上にも取り組んでいる点が評価されたのだそうです。
沿道にはたくさんの町民が駆けつけ、ともに受賞を喜び合っていました。天候にも恵まれ、すばらしい受賞記念パレードになったようです。
数年前、春先の野火火災が不安を募らせていたことがありました。放火というか明らかに意図的と思われる状況だったんですが、昼夜を問わない消防活動が毎日続いて、たいへんなことだなぁと感じたものです。放火犯と間違えられかねないとウォーキングを自粛したこともありましたっけ。また、三春中、三春小の火災など、昔から数々の大火もありました。が、今こうして安心して生活できるのも消防団のおかげです。
地元ではなく郡山などへの会社勤めが増え、日中の団員数は決して多くはないのだと思います。若者も減っているしみんながみんな入っているわけでもありませんから、実際の活動はそれこそ火の車かもしれません。
が、いざ集まればこんなにたくさんの団員がいるんだということがわかって、とても心強く感じました。財政面でもかなり厳しくなっているのだと思いますが、そこはどうか工面してほしいところです。とにかく、消防団の皆さんには感謝感謝だなぁ。もし息子が帰ってきたら消防団にはぜひ入ってほしいものです。
さて、パレードの前に見かけた風景なんですが、いま街の通りのペチュニアが満開です。誰かが手入れしているんだろうとは思っていましたが、今日初めてその様子を見ました。大量のペットボトル(大五郎のでっかいヤツとか)に水をたっぷり入れたコンテナを、運搬車のようなものに積んで、ひとつひとつ手入れをして水をあげているんですね。通りの店の方々でした。
消防だけでなくこうした心温まる奉仕の活動も、我々の生活を豊かにしてくれているんだなと思い、これはこれでまた感謝です。森の中の遊歩道整備もそうなんだよなぁ。
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