悲しいことがあって開いたわけではないけれど、約30年ぶりにクラスメイトの顔を確かめた。同じクラスとは言っても、彼とはほとんど言葉も交わさなかったと思う。頼りない記憶だが、彼は落ち着いて物静かだったし、自分はその大半が部室生活だったから、話す機会がなかったのだ。
ひょんなことから彼の名前にピン!と来て、あの頃の様子がぼんやりと蘇ってきたのだ。ここ数年の間にもう何度となく仕事でお会いしていたというのに、つい先日だって電話で話したのに、全く気付かなかったというのが信じられない。が、卒業写真を見たらそのまんまだった。やっぱり間違いない。あれ?何ってこった、自分はそのすぐ隣に写っていたではないか‥‥。
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