本年度2コマ目となるカリキュラム研修は、9月24日、田村市船引公民館を会場に実施しました。
昨年度まで県中地域全体で行っていた事務研修会が、地区単位での開催となったことを受け、県中教育事務所総務社会教育課から職員をお迎えし、研修領域を「給与・旅費」として研修をすすめることとなりました。
会員から事前に集約した疑問点や要望事項などについて回答をいただきながら、担当するそれぞれの手当等についても補足・説明いただくという計画ですすめました。
当日は3名の担当者から交代で回答をいただいきましたが、新しい電算システムの導入により、今年度から記入方法が一部変更となった「給与マスター」の記入例などについての説明や、また質疑では育児短時間勤務についての事例説明などもあり、たいへん勉強になりました。
一方で、担当する手当等についての説明がほとんどなく、こちらで集約したいくつかの質疑に対する回答が大部分を占めてしまい、会員からは「少々物足りない」「テーマを具体的にするなどして深く掘り下げるような内容にしてほしかった」「中身の検討が必要」「1時間足らずの研修ではもったいない」等の意見も多かったようです。
もちろん「事例等を勉強できてよかった」という意見も少なくなく、今回の研修は勉強にはなったが何か物足りない研修となってしまった‥‥ということが、アンケートの結果からも伝わってきました。地区単位での研修の難しさもあったとは思いますが、企画する側ももう少し準備をしておけばよかったと反省しています。
その他にも「事務所主催で中身の濃い研修にしてほしい」「具体例の充実を望む」等の意見があり、研修の機会が大幅に少なくなっている昨今、教育事務所担当者を迎えての研修に対する期待の高さや研修意欲を強く感じるとともに、改めて官制研修の機会及び内容の充実が望まれると思いました。
[柳沼]
コメント