季節がすっかり移り替わり、新緑の中に流れるような藤の花の紫が映えるこの頃となりました。4月の総会が無事に終了し、いよいよ25年度の活動も本格的に始動しました。今年度も会長ということで承認をいただき、身の引き締まる思いです。
総会の時に、「予測のつかない天気や出来事が最近多いな」と感じると話をしましたが、これからの事務研活動も、まさに予測がつかず、今までとは少し違った視点からすべてを見直す時期となるようです。
県の教育委員会から提示された「学校事務の共同・連携実施」と、県事務研の「学校事務連携モデル」との関連や、「日々の学校事務の仕事とそれらをどう繋げ、教育委員会や校長会との連携はどうあればよいのか」など、考えていかなければならないことが山積しています。
これまでの研修や主題別研究で積み重ねて来た「夢のかたち」を、学校事務職員としての自分の大きな力としながら、これからの学校事務のあり方を、無理のないそれでいて実情や学校現場に沿うような連携のあり方を見つけて行きたいものです。
連携をすることで、学校事務職員が生き生きと働けること、学校事務の効率化が図られることこそが、私たちの求めるものです。そうなっていくことが、子どもたちの豊かな学びや育ちを支援することにつながっていくものだと思うからです。
「スピード」を落としていくと、今まで見えなかった景色をゆっくり楽しむことができたり、「ボリューム」を小さくしていくと、今まで聞こえなかった音が聞こえたりします。今までの活動を少しずつ、いろんな方向からゆっくり見つめ直してじっくり取り組んで行きましょう。そして、田村地区公立小中学校事務研究会の連携や絆をさらに強化し、みんなで知恵を出し合いながら、今年度の活動を進めていきましょう。
よろしくお願いいたします。
会長 林 みどり
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