「学校経営における学校事務職員の役割」
田村市教育委員会教育長 助川 弘道 様
平成23年7月に教育長に就任された助川様より、市事務職員会としては初めてとなるご講話をいただきました。
ご自身の経歴(学校事務職員からのスタート)を始め、旧船引町教育委員会事務局職員としてのアイディア溢れる数々の取組み、田村市の財政状況、事務職員の積極的な学校経営参画への具体策についてのお話がありました。
事務局職員時代に「フットワークの軽さを追求」「予算がないからダメではなく話を聞いて実現する」「ひとつのアイディアで予算要求を」という方針で職務にあたられたとの歴史的なお話に深い感銘を受けました。
また、学校経営陣の一員として「問題意識」「当事者意識」を高め、職種の異なった視点からの整理・調整能力が必要であると次のようなまとめをいただきました。
- 学校事務職員による「攻めの学校づくり」‥‥ 教育課程への積極的なマネジメントを。
- 「一人じゃない」一人職 ‥‥ 市内の仲間がいる。ネットワークがある。
- 笑顔あふれる学校、地域へ ‥‥ よい関係を作り、専門職としての力量を発揮しよう。
こうした市教育委員会の思いを学校現場につなげるべく、市内のネットワークを活かしながら子どもの豊かな学びを支援できる予算の裏付けと環境作りに励みたいと感じました。
[移中 小野塚]
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