11月19日、要田中学校を会場に第3回方部別研修会が開催されました。
前回からの継続で課題別に協議を深めましたが、次回はもう今年度のまとめになります。文書、財務ともに当初のねらいやその効果、計画等について再度確認し、できる限り原案を提示して今年度のまとめとすることを確認しました。
各班の協議概要は以下のとおりです。
〇文書管理事務研究班
・実践状況報告(全体)
資料をもとに桜中学校、要田中学校での実践状況について報告。
要田中学校の文書管理状況を実際に視察し、ここまでの経過や課題等に
ついて具体的な説明を聴きながら、キャビネットやフォルダを手にして
それぞれの現状と比較してみた。
・文書分類基準表
分類基準ガイドを基にして、前回に引き続き内容を検討。
細かい点を合わせながら、できるだけ共通に利用できるよう見直したが、
まだ4割程度という状況。
〇学校財務事務研究班
・三春町小・中学校学校財務事務取扱要綱
町条例規則等との整合性を確認。
今後は予算委員会の運営等について手引を作成し、各校の実践上の課題
解決方法について検討する。
・公費・私費負担区分表
各校アンケートの集約結果より、公費・私費の負担状況を確認。
それらを基に具体的な物品名も例示した公費・私費区分を作成。
例示にない物品についても適正に区分できるよう、代表的な品目に絞り
その概念を伝えるような形式に改善する。
・三春町小・中学校校内会計システム
今回提示された案を基に、実際に教職員が理解・使用しやすい手引等に
改善する。適正処理を確保した実用性のあるものを目指す。
・三春町小・中学校備品取扱規程・要領
前回の確認どおり町規則・条例との整合性を確認。
備品の定義(金額・使途・耐用年数)等について整理し原案を作成。
今後は機能別分類や高額備品の共有化について協議・検討する。
〇全体協議
各班の協議内容や進捗状況等を報告して、一定の共通理解を図りました。ここまでの報告書を作成し資料等を添付して、教育委員会と校長会へ報告します。
今回報告する原案は、事務職員の視点のみで作成されたものです。教育委員会事務局や校長会、教頭会等の指導も仰ぎながら必要な修正を加えなければならない点も少なくないと考えています。
次回・今年度最終の会では、全体で共通理解を図りながら論点を整理し、教育委員会担当者の指導・助言を受けることも視野に準備をすすめていくこととしました。
[遠藤・鹿又]
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