田村市の第2回方部別研修会は、10月15日「田村市学校事務職員研修会全体研修会」として開催しました。
「学校経営における学校事務職員の役割」と題して、田村市教育委員会教育長様よりご講話をいただきましたが、大きく次の3点についての内容でした。
1 行政事務のスペシャリスト
2 ゼネラルスタッフ(学校運営への参画)
3 「共同実施」とは
〇行政事務のスペシャリスト
教員、教頭、校長として学校事務職員と関わってきてのエピソードや、県庁勤務時代の経験談などを聞かせていただきました。
学校事務職員の仕事内容は多岐に渡り、法律や法規に則って仕事をしているため、対応が冷たくなってしまうことも多いが、それのみにとらわれず、時には柔軟な対応が必要だというお話しもされました。
行政事務のスペシャリストとしての自覚を持ち、学校運営に参画しているという意識を持ってくださいと励まされました。
〇ゼネラルスタッフ、共同実施
資料をもとに「ゼネラルスタッフ」や「共同実施」に対するお考えなどについてもお話しがありました。
「サービススタッフ」という意識を払拭し、経営判断への助言、校務全般に渡る提言など、経営レベルでの役割を担えるような専門性を果たしていく必要があると思いました。同時に、きめ細やかな対応にも心がけなければなりませんが、一人職としての限界も感じないわけではありません。それぞれの学校にいることはもちろんですが、必要に応じて学校間で連携しながら共同的に事務をすすめる手段についても、改めて考えなければならないのかも知れないとも思いました。
学校事務はさまざまな機関や地域、教員と連携を図り、時には柔軟に対応しなければならないこともあるのだと再認識させられた思いです。常に行政事務のスペシャリストとしての自覚を持ち、勉強していかなければならないと強く感じました。
[本田]
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