10月15日に町役場会議室を会場に第2回方部別研修会が開催されました。約4カ月ぶりの開催となりますが、前回の内容を見直しながら引き続き課題別に協議を深めました。
協議に先立ち、会長から地区事務研臨時役員会の報告がありましたが、次年度の県大会発表にあたり、三春町での取り組みについてもまとめるため、全体で協力していくことを確認しました。
〇学校財務事務研究班
研究のまとめに向けて、4領域それぞれの進捗状況について確認し、持ち寄った原案の審議を行いました。概要は次のとおりですが、まだまだ素案の状態でも今後全体での共通理解を図ったうえで、今年度のまとめの会では教育委員会担当者のアドバイスも受ける予定です。
・学校財務事務取扱要綱
三春町財務規則等との整合性について再度確認する必要がある。
・公費私費負担区分
町内アンケートの結果から、公費負担率の高い物品がある程度把握できたが、
負担区分としてどこまで表記するかは検討した方が良い。
私費負担軽減の目安として使用できるような内容にすべき。
具体的な例示とするだけでなく、概念を伝えることも必要なため併記する。
・校内会計システム
学校現場で実際に機能しなければならない。
理想で終わらないよう再度の見直しが必要である。
会計管理や執行についてはソフトの作成も併せて検討していく。
・備品取扱要領原案検討
財務規則との整合性を検討する。
機能別分類への移行も必要だが、数年の検討では困難。
現在の分類で統合へ向けた準備は行っていく。
〇文書管理事務研究班
引き続き文書分類基準表の検討をすすめています。文書管理システムは通年動いているため、年度中途で大きな変更を加えるのが難しく、また現実とのギャップなどにも大きく左右されてしまいがちで、案だけが一人歩きしかねないとも感じています。
できるだけ現実的な分類になるよう、実践を始めた学校の状況を参考にしながら、細かいところを合わせて、共通的に使用できるように見直しています。
なお、今後は次のようにすすめていく予定です。
・ファイリングシステム・マニュアル(小中学校用)の編集
メンバーが一部変更になったため、前年度まで検討していたマニュアル案が
宙に浮いた形になっていた。
改めてこのマニュアルの検討、編集をすすめていく。
・分類基準表の検討
引き続き細かく検討していく。
ファイリングシステムの実際の様子を見学する(要田中学校)。
なお、校長会や教育委員会の理解を得ながら一層の連携を強めるため、協議資料とともに報告するようにしていくことも確認しました。
[鹿又・伊藤]
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