今年度の福島県小中学校事務研究会事務研修会は、来る8月19日(水)、郡山市のビッグパレットふくしまを会場に開催されます。
午前中は4つの分科会に別れて実務や意識改革についての研修、午後は宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町の日渡教育長をお招きしての講演会が企画されています。
午前の第1分科会では、石森小学校安藤主査が講師を務め、田村市の備品管理について研修をすすめる予定ですが、その概要等についてお伺いしました。
第1分科会では、実務課題の解決を研修科目とし、田村市における市教委との連携と備品管理システムについて研修します。
田村市では、合併後の事務の効率化に向け、市教委や校長会、教頭会と連携し、「学校事務改善・検討委員会」を設置しました。
検討委員会は、5つの検討課題別に部会を組織しています。それぞれの部会ごとに学校が抱える課題解決に向けて、学校と市教委が手を取り合って話し合いを進めてきました。平成20年4月には、各検討部会で作成された規程や要綱などの本格運用が始まり、市内全校で実践されているところです。
備品管理については特に急がれていた課題でしたが、昨年から実践開始となりました。今回はすでに備品データの入力が終了し、照合などに活用している学校の実践状況について発表します。システムの概要と、備品の購入から照合・廃棄までの流れなどをご紹介したいと考えています。
備品管理については、県内各市町村における管理規程の下すすめられているところであると思います。田村市のシステムが最良というわけではありませんが、効率的・効果的な管理方法のひとつとして、他市町村の参考となれば幸いです。
現在は、備品検討部会の方々などのご助力をいただきながら、講義内容の点検と資料作成にあたっているところです。
[安藤]
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