去る6月17日、本年度第1回目の方部別研修会が開催されました。
本年度の活動については、4月の地区事務研総会時にある程度の計画・方向性などを確認していますが、全体会そして部会ごとに目標やスケジュールなどの詳細を再確認し、今年度の活動を推進することになりました。
それぞれの計画等は次のとおりです。
■全体会
田村市学校事務検討・改善に向けた今後の取り組みについて全体会をもち、これまでの活動をそれぞれが見直してみるよう事務局より提案がありました。
はじめに「田村市学校事務検討・改善に向けた振り返りシート09」が配布され、5つの各部会で検討された事項について、自校化にむけた課題と問題点、今後の改善・定着化にむけた検討課題等を、それぞれがシートへ書き込むかたちですすめられました。
振り返りシートは、現在庶務の方でまとめられていますが、課題・問題点は学校により様々かと思われます。その結果次第ですが、検討が必要なものは今後も引き続き担当部会で話し合いがすすめられていくことになります。
学校においては、各部会で検討・改善された事務内容等の自校化へ向けて、今後も根気強く計画的に取り組んで行きたいと考えています。
[本田]
■学校財務事務検討部会
今回の検討部会では、今年度の事業計画の確認を行いました。主な事業計画は次のとおりです。
(1)田村市学校財務取扱要綱の見直し。
(2)田村市立小・中学校財務事務の手引の見直し。
(3)田村市立小・中学校準公金会計の取扱基準の見直し。
(4)その他、財務事務に関する事務の検討改善。
また、以前田村市内各校から報告いただいた様式を参考に、市内の小中学校で統一した様式を作成することとし、収入・支出調書、物品修繕請求書兼契約(購入)伺書の検討を行いました。これ以外の様式も検討・作成して各校へ配布し、10月15日までに集約する予定です。
今後は、各規程や手引きなどの見直しを行い、特に今年度は私費負担区分表の見直しを行う予定です。また、財務に関しての規程等について、各学校における校内での定着化状況を把握し、改善に向けて検討していかなければと考えています。
[安藤]
■学校事務情報化部会
昨年度末、部会でアンケートを作成し、各学校へ依頼しました。そのアンケート結果について検討しました。
部会で作成した各マニュアル(サイボウズマニュアル・財務端末マニュアル)についての意見・その他要望等について、部会内だけでは回答・対応できないものもありましたので、それらを教育委員会の当部会担当者へ提出し、ひとつひとつ細かく確認していただくことになりました。後日改めて共通理解を図りたいと考えています。
なお、各マニュアルの修正・追加内容を再度確認し、最終的にはサイボウズ内のフォルダに掲載していただくよう働きかけていきます。
アンケートの中に、「備品管理システムの操作マニュアルを作成してほしい」「文書のデータベース化を」という要望等がありました。こちらも、部会内だけで検討できる事案ではないので、各部会へ働きかけ、また各学校からも情報収集しながらすすめて行く必要があると感じました。
[渡邊]
■就学援助事務検討部会
現在、特別支援教育奨励費の事務処理要領について、検討をすすめているところです。「特別支援教育就学奨励費交付要綱」や、就学援助費の事務処理要領と照らし合わせながら、文言の修正や表記の統一などを図っています。
また、必要となる様式についても、特別支援教育諸学校や他県で使用しているものなどを参考にしながら作成しているところです。
今年度中に、特別支援教育奨励費関係について、就学援助費と同様、サイボウズファイル管理に掲載し、市内全校で利用できるように準備をすすめていく予定です。
すでに掲載されている就学援助費の事務要領や手引きについても、随時見直しを図っていきたいと考えています。
[本柳]
■学校備品管理検討部会
備品管理システム及び備品管理事務の手引の検討・改善、学校備品等の有効活用についての検討、理振法適用備品の整理・台帳の検討、その他備品管理に関する事務の検討・改善について協議をすすめました。
備品管理システムについては、今後も継続して利活用を図り、不具合が見つかったらその都度検討して対応することとしました。
理振法適用備品の整理等については、新学習指導要領に伴う理科・算数備品の予算措置について市教委で確認していただくこととしました。それらが理振法適用となった場合、台帳様式やラベル表示等についての詳細を調べる必要があるため、今後の大きな課題となりそうです。
その他備品管理に関する事務については、閉校した学校より譲渡された備品の整理についての話がありました。所管換であることを明確にして整理すること(○○小より所管換等)を確認しました。
8月に行われる県事務研研修会で、田村市備品管理システムの実践についての発表が行われる予定ですが、その講師を務める安藤さん持参の資料をもとに発表内容について協議しました。部会員全員で発表をサポートしていくことを確認しました。
[紺野]
■学校文書事務検討部会
今年度の計画と学校文書事務の手引き(説明・様式編)の作成・検討について話し合いました。施行までおおむね次のようにすすめる予定です。
(1)様式編をまとめて部員にメール配信、7月中に訂正箇所等集約。
(2)様式編、説明編をサイボウズで市内全事務職員に配布、8月中に集約。
(3)修正案を9月中旬に部員へメール配信し、部員全員で最終確認。
(4)検討改善委員会、教育委員会での承認、管理規則改正、平成22年4月1日施行予定。
手引きの内容については次のような検討を行いました。
(1)説明編について、配布された資料の誤字・脱字等を中心に確認。
(2)旅行伺(命令)復命書様式について、A4片面、上段に伺い・下段に復命、通勤手当
の調整を入れた様式を検討していたが、県路程の変更等のため9月完成は困難。
・現在の「旅費大福帖」の様式を使用できるよう、管理規則の一部改正等を検討予定。
・様式そのものについては、できあがり次第差し換えていくようにすすめる。
(3)日程的に余裕がないことから、できあがった様式から検討改善委員会、教育委員会
へ検討・確認を依頼、管理規則の改正を検討していただく。
なお、6月30日開催の改善検討委員会においてこれらの計画説明を行い、併せて「学校文書事務の手引き」について検討いただくため、9月以降改善検討委員会を開催していただくよう要望することにしました。
[先崎]
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