7月28日(月)地区事務研夏季研修会時に、「予算委員会」をテーマに第2回カリキュラム研修が行われました。田村地区内の学校では予算委員会を設置している例が少なく、その設置及び運営に向けて動き出すための契機になればと、研修委員が企画したものです。
前半の全体研修では、予算委員会の設置及び運営に携わっている船引南小学校の伊藤哲也さんに講師をお願いし、予算委員会を設置するまでの経緯、どのように機能させているか、などについての講話をいただきました。自校の予算委員会の状況に加え、昨年度の県事務研第1分科会での資料も提供していただき、会員からはたいへん参考になったとの声が多く寄せられました。
後半は7つのグループに分かれ、研修委員と主題別研究・財務班員が各班に一人ずつ入るようにして、次のようなポイントで情報交換をしました。
(1)予算委員会の有無
(2)ある場合の開催状況、ない場合の手立て
(3)自校の現状と課題
(4)今後の取り組みや方向性
研修後のアンケート結果を職名別に見ると、次のような意見が多いことが分かりました。
・主 事‥‥他校の状況がわかり勉強になって良かった。
・副主査‥‥他校の状況を知り自校化する意識が高まった。
・主 査‥‥実践事例を聞くことができて良かった。
グループ研修は有意義だったが規模別・小中別の班編制でも良かったのでは
ないか。
全般的には、提供された資料を見ながら実践事例を聴く全体研修、その後少人数グループに分かれての情報交換という研修形態が有意義だったようです。また、他校の現状を知り改めて考えさせられたことも少なくなかったようです。
今後のすすめ方は各校の実情によりさまざまだと思われますが、少ない予算を有効に執行できるよう、事務職員だけでなく全職員に周知し共通理解を図ることが大切だと改めて思いました。
[菅野研修委員]
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