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2008/08/31

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satou

「学校だより三葉柏」を編集している佐藤です。

先週、ある生徒の自宅に栃木県の小学校から風船が届きました。来年の3月いっぱいで閉校になる小さな学校の1年生から届いた風船です。風船を拾った生徒とその友人数名が事務室を訪れ、「ヒロ子先生が好きそうな情報を持ってきましたよ!」と教えてくれました。現在、そちらの学校とメールなどで交流を図っているところです。

今まで全く知らなかった2つの学校が、小さな風船を通して知り合えたことに驚いています。「学校だより10月号」で、今回の風船のことをお知らせするため、あちらの小学校と連絡を取っているところです。
「学校だよりの記事になるのでは?」と、わざわざ知らせてくれた生徒達にも感謝しています。

今週は、事務室前に「三尺ささげ」「緑色のナス」「薔薇の実」などを掲示し、大いに盛り上がりました。
また、合唱東北大会や中体連新人戦の応援メッセージを書きに来る生徒やそのメッセージを読みに来る生徒で、事務室前は大賑わいです。

建部 俊雄

開かれた学校とは、内にも外にも開かれていなくてはならないと思っています。内に開くとは、すべての教職員が互いに尊重し合い、自由に意見が述べられ、すべての情報が共有され、疎外感を感じる職員がいないということです。また、自分たちの学校だと感じるのは、児童、生徒、保護者、教職員、地域の人々の意見が学校運営に反映されることだと思っています。佐藤さんの実践は、人と人とを繋ぎ、学校が一丸となって機能している実感がひしひしと伝わってきます。生徒は、一生、自分たちの中学校を誇りに思い、「佐藤さん」という事務職員がいたことを忘れないでしょう。佐藤さんの意識とは別に、前述の2点が現実となっています。まさに「事務職員が学校を変えている」実践だと思います。素敵な取り組み、大きな力をいただきました。新たな学校では、また一からの取り組みとなりますが、生徒たちのために頑張っていただきたいと思います。3.11以降、大変な状況の中での日々の生活が報道されるたび、一日でも早く復興されることを願っています。2012.5.31

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