過日の扶養手当に関する研修は、基本的な内容の確認ということで実施しました。なぜ今さらという見方もありますが、最近の会員構成を見ると欠員や産休補充で入られた方が多くいらっしゃいます。また、一方では半分近くが経験の多い主査職以上という二極化現象を起こしています。
そこで、経験の少ない方には学習する場として、経験の多い方には都度変わる制度の整理の場として設けた訳です。既に知っていることなので、もっとレベルの高いことを望む声もありましたが、会員一人ひとりを大切にしていかなければならないことなどから、ご理解をいただきたいと思いました。
さて、皆さんのご協力により無事終わりましたので、終了後に記入いただいた確認票のまとめをしてみます。
講師の説明や受け入れられ方は普通で、資料は比較的分かりやすかったようです。特殊事例等を割愛して基本的なことのみに絞って整理したのが良かったのでしょう。
次に、内容を見てみると、半分以上が制度についての知識に自信のなさが見られましたが、研修後の確認度では「ほとんど確認できた」という方が6割となり、自信につながったと見ることができます。
最後にこの研修の役立ち度を見ると、ほとんどが役に立ったと評し、扶養手当の状況確認を迎える時期として適時といった感想もいただきました。内容は基本的なことだけでしたが、研修としては成功とまとめることができると思います。
扶養手当制度についてどの程度把握しているのかについて見てみると、私を含め主査以上に半々と答えた方が多くありました。長い経験の中で制度が都度変更になり、整理しきれずに自信がないと答えたのでしょう。既知と思われても今回のように、基本的なことを整理し確認することは研修会として必要なことです。特殊事例や詳細については給与事務提要や手引等を見ることだと思いますが、その導入として今回の研修が役だったのであれば、私の責任は果たせた思います。[NI]
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