5月22日、大越ふるさと館において田村市教研事務職員研修会が開催されました。
田村市事務研では、教育委員会事務局の方々とともに「学校事務検討・改善委員会」を設置し、5つの課題に分かれてそれぞれ目標を立てながら事務改善を図る取り組みを、平成18年度からすすめています。
今回は田村市教育研究会主催の研修でしたが、これまでの経過などから、その課題班ごとに研究協議をすすめるという形で行いました。各班の概要や今回の様子は次のとおりです。
■文書事務研究班
学校文書事務研究班では、平成17年度の「田村市小中学校事務改善アンケート」から、田村市として統一した文書分類表が是非ほしいとの要望が多かったことを受け、「田村市立小・中学校文書取扱規程」及び「田村市立小・中学校文書分類一覧表」を作成しているところです。なお、「文書取扱規程」については、「文書取扱要領」も併せて作成しています。
今回の研修会では、担当者が作成した原案についてひとつひとつ確認しながら意見交換をすすめました。時間の都合上すべての確認ができなかったので、次回に向けそれぞれもう一度見直すなどして、ファクスやメールで連絡を取り合うことを確認し終了しました。[WH]
■財務事務研究班
財務事務研究班は、財務事務にかかわる検討・改善に向けての研究をすすめています。
財務端末入力マニュアルや財務事務マニュアルなどの整備をめざしていますが、財務端末については情報化研究班との連携を図りながらすすめることとし、今年度は財務事務の手引き(マニュアル)作成を中心に活動しています。
学校財務取扱要綱や私費取扱基準などについても、地区事務研での取り組みと併せながら研究をすすめていきたいと考えています。[MT]
■学校備品研究班
学校備品研究班では、皆さんお待ちかねの『田村市小中学校備品整備要領』を早めにお届けできるように頑張っています。
今回は、『整備要領』の前半の文言について検討しましたが、所管換、払出、生産備品、理振法の現状などなど、問題は山積みという現状です。
理化学器具類(=理科備品)の分類表についても併せて作業をすすめていますが、管理データベースシステムも含めた「市備品台帳検討委員会」も並行して活動しており、よりよいシステム作りをと考えています。[NC]
■情報化研究班
情報化研究班では、特に庁内メールや財務端末のより効率的な利用について検討しています。
グループウエア「サイボウズ」利用マニュアルの検討については、担当の方に作成していただいた原案について、内容の検討、まとめ方の工夫、体裁等について話し合いました。また、財務端末利用マニュアルの作成については、特殊事例の利用方法、市教委との申し合わせ事項等について、利用しやすいようなマニュアル化をすすめることを確認しました。いずれも、新採用者や市外からの転入者が、わかりやすく利用できるようなマニュアルにしたいと考えています。
一方、他の研究班(各部会)の情報を伝える活動については今後の課題と思っていますが、とりあえず各研究班の活動状況を把握することなどから少しずつすすめたいと考えております。[ME]
■就学援助研究班
就学援助研究班は、就学援助制度の適正な運営等について検討しています。
今年度の就学援助費支給方法については、市校長会からの要望等により、前年度同様学校長委任の現金支給ということになりました。教委・学校長・事務担当者・保護者それぞれの立場や思いがあり一朝一夕にはできないと思いますが、よりよい支給方法などについて今後も研究を深めていきます。
今回は、全体での話し合いの後、手引班と様式班に分かれて作業をすすめましたが、次回は手引と様式のすり合わせまでできればと考えています。[MH]
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