去る7月26日、第2回事務職員研修会の報告です。
今回のカリキュラム研修は、あまり担当していない「学籍」や「証明」、また「教科書」に関する事務について学ぶこととしました。
研修領域:学籍
研修項目:学籍証明・教科用図書
研修目的:
〈学籍証明〉
・関係法令や実際の事例から手続きやその意義について学ぶ。
また、就学制度について理解し生徒の転出・入時の事務処理を適正に行う。
〈教科用図書〉
・教科用図書制度の概要について理解し適切に事務処理を行えるよう、
関係法令や教科書システム操作の基本について学ぶ。
講義担当:船引南中学校 主査 鹿又健児
学籍においては、担当者として直接関わったことがない会員がほとんどでした。例えば指導要録の転出年月日や転入(受入)年月日についてどう捉えるか、いくつかの例を示しながら説明があり、いろいろと理解することができました。また「JR運賃割引証」の発行については、保護者へも情報提供が必要であると感じました。
教科用図書無償給与制度についても理解することができました。特に田村市情報化検討部会で作成したツールもたいへん参考になりました。今回の教科書システム操作の資料については、各校で担当者に資料提供したいという声が多かったようです。
学籍証明・教科書どちらにも共通することではありますが、学校の職員である以上、また「事務をつかさどる」職として、今後は自分の担当外の仕事でも知っておく、知識として持っていなければならいと考えさせられた研修です。事務職員として直接担当されている方もいるようなので、いずれ実践報告も聞いてみたいなどの要望もありました。
[宗像]
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