少し遅くなりましたが、平成27年度夏の研修会の様子をお伝えします。
午前中は、田村市公立小中学校事務職員会研究班(検討部会)で取り組んだ研究成果を基に、3つのテーマについて報告をいただきました。
カリキュラム研修「隣の学校事務」
1 文書管理(移中 小野塚)
2 備品管理(滝根中 宗像)
3 情報管理(船引南中 鹿又)
日頃、見ることのできない他校の事務職員の実践や様々な取り組みを参考に、参加者の勤務校での改善につなげる機会とするべく、文書管理(ファイル管理と学校事務運営計画)、備品管理(備品照合)、情報管理(共有フォルダの活用)の、3つのテーマを基にした報告をいただきました。
文書管理では、事務運営計画に基づいたファイリングや文書の流れ等を中心に、事務処理全般について詳しく説明されました。
備品管理では、要望から受け入れまでの一連の流れや、各校において課題とされている備品照合について、各教科主任と連携しての取り組みについて報告がありました。
また情報管理では、安全なデータ管理やサーバー内の共有フォルダの活用について、実践中の取り組みなどを中心とした報告となりました。
今回はいずれもプレゼンテーション形式で、写真を多く取り入れての報告となり、職場の雰囲気などまで感じ取っていただけたのではないかと思っています。
それぞれの実践報告について、アンケートでは自校化の参考になったとの意見が多く寄せられました。なかなか見ることができない他校での仕事の様子からは、創意工夫だけでなく、それぞれの仕事への姿勢についても良い感想をいただきました。
また、写真を多く活用しての発表により、「整理整頓」や「職員間での協力の必要性」を感じた等の感想もいただき、それぞれの職場の雰囲気も伝えることができたいへん良かったと思います。
計画の段階では、最後に質疑・意見交換の時間を設けて、具体的な改善の進め方や発表者の課題、参加者からの提案等について協議し、具体的な改善について理解を深める予定でした。しかし、発表時間の超過等により実施できず、時間配分について反省が残ってしまいました。
[鹿又]
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