美しい桜に希望の力をもらい、今は新緑がまぶしい季節になりました。東日本大震災から1年が過ぎましたが、まだまだ不安は残るものの、学校には校庭で楽しそうに活動する児童・生徒の姿が戻ってきました。金環日食観察時の奇跡の瞬間に子ども達の歓声が上がったのは、つい先日のことです。
さて、田村地区事務研の24年度の総会を、通常の4月に開催することができ、活動の方針が決められました。今までならば当たり前のことですが、今年はありがたく思えました。
今年度も「学校事務の夢をかたちに」〜子どもの豊かな学び・育ちを支援する学校事務の確立〜を活動のテーマとしました。復興の担い手となる子ども達を育てる教育活動に、学校事務職員としてどう関わり何をすべきなのか、果たすべき役割は何なのかを、研修会を通して「全会員で」模索していきたいと思います。
ですから、研修会は「学校事務職員としての腕を磨く場」「自校の課題を見つけ、解決の糸口を見つける場」そして「情報交換の場」としていただき、同じ課題を共有している仲間がいることを実感してほしいと思うのです。そして「学校の中で唯一の財務担当者」として、自信を持って活躍できるように、日々研鑽していることを、機会があるごとに外部に発信していくことが会長としての役割であると思っています。
田村地区事務研が全会員のものになるように少しずつ、力を貸してください。1年間お世話になります。
会長 林 みどり
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