三春町では財務、備品、文書の3つの課題に分かれて研究をすすめていますが、現時点では次のような状況になっています。
○学校財務事務
学校財務事務取扱要綱の制定を主たる目的として、公費私費負担区分や校内会計システムについても併せて検討してきました。取扱要綱については田村市の例を参考にすすめていますが、町での制度化にあたっては当面大きな展開はないと思われることから、統廃合も見据えながら、急がずじっくりと取り組んでいきたいと考えています。
○文書管理事務
前回の協議で三春町文書ファイリングシステムに準じた文書管理について検討することとなり、文書分類基準(ファイル基準ガイド)を試作しました。保管キャビネットやフォルダ類の要望もすすめながら、数校で試行することとなりましたが、町内全校での取り組みにつながるよう、分類基準や規程の整備を急ぎたいと考えています。
○学校備品管理
田村市の整備要領を三春版に修正して制度化を目指していますが、教育委員会事務局と連携し、いくつかの実務課題を解決しなければなりません。新しい備品管理システムの導入に当たっては、コンピュータ及びソフトウエアの整備が必要になることから、当面は現行システムで確実なデータ管理をすすめておくことにしています。
いずれも学校の統廃合が大きく関わってきます。より良い事務運営につながるよう、課題を共有しながら研究を深めていかなければなりませんが、次年度は特に文書管理事務に重点を置いて、早期の改善・定着を図っていきたいと考えています。
[遠藤]
コメント