ウォーキングの途中でムラサキツメクサを写しハッと思い出して撮りに来たのが蓮の花。折しも七十二候は蓮始開(はす はじめて ひらく)でした。まだ早いかと思いながら向かったのですが、少しずつ咲き始まっていました。
休耕田を利用して田んぼ数枚分が蓮田になっているのですが、これ全部一斉に咲いたらさぞかし壮観だろうなぁ‥‥。
町内の某お寺でも春から大きな鉢を置いて準備をすすめてきたものが咲き始めましたが、昨今どうも人寄せ的な香りが強いような気がしてきたし、そのせいか水の取り回し用のパイプ類を張り巡らして大がかりになりつつあったりして、個人的にはやや興醒めというか。いや、それなりに楽しませてはいただいているのですが‥‥。
この蓮田だって手をかけてやってることですが、でも自然に近い感じがしていいです。
よく晴れて葉っぱがまぶしいのですが、時折太陽が雲に隠れると、水面に青空が映って蓮田全体が一層青々と見えます。そんな色の変わりようもまた楽しいものです。
睡蓮用の田んぼも別にありました。こちらは白い花の田んぼ。赤系の花の田んぼは別になっています。睡蓮の方にはイトトンボなどがいっぱい飛んでいます。葉っぱには小さなアマガエルがすわっていたり、けっこう飽きません。
蓮の方はトンボですね。ここにはシオカラトンボやショウジョウトンボなど、がっしりしたヤツが多いです。オニヤンマも、そしてギンヤンマもいっぱい飛んでいます。
通常の生活では午前中撮ったノシメトンボみたいなヤツしか見ないから、何だかとても新鮮というか、昔懐かしいような感覚です。
そのショウジョウトンボ。縄張り意識が強いのか、とにかく頻繁に別のトンボを追いかけ回しては戻って来てを繰り返しています。なかなか落ち着かない。ので、カメラを構えたまま追いかけ回している様子を目で追って‥‥。それでもなかなかシャッター切れず、結果的に田んぼのあぜ道でのんびりと小一時間過ごすことができました。
風がけっこうあって暑いという気はそれほどなかったのですが、夕方少し腕にかゆみを覚えました。陽差しはそれなりなので微妙に日焼け‥‥。赤くなってすぐ戻りますけど。
町外れというかちょっと山あいの方ですが、昆虫も多そうだし、こういうところならホタルも見られるのかなぁ。もう時期が遅いかなぁ‥‥。
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