歩かなくなったわけではないのですが、写真の枚数がかなり少なくなってしまっている9月です。もう間もなく終わってしまいますねぇ。
9月は大好きな月なんですが、残暑の厳しさが響いたなぁと思います。期待していたお彼岸以降、天気はパッとしない、用事もある、その間にどんどん季節が過ぎていってしまいます。思うようにはいかないもんだ‥‥。
10日ほど前の写真ですが、秋の草花が本格的に見られるようになりました。名前がわからない・覚えられないこの花が咲くと、あぁ秋だなぁって感じます。日陰とか川の中州とか湿気の多いところに群生するようですから、つまり雨のシーズン到来ってことですね。
ずっと雨が降らなくて心配していましたが、すっかり普通のペースに戻った感じ。間もなく稲刈りが始まりますが、実家ではせっかく乾いていた田んぼにまた水が張ってしまったと嘆いています。
今は機械で一気に片付けてしまうから乾いていた方がいいんですが、自分が小さい頃は思いっきりビシャビシャで、それをハセに掛けて風に当てて乾かして‥‥とずいぶん手間をかけてやっていたんですよね。
八十八もの手間をかけて作るから「米」と書く‥‥なんて言いますが、果たして今はどうなんでしょうな。
それでも雨は今のところ例年より少ないでしょうか。下の堰の高さを調節しているからかも知れませんが、こんなに川底が見えてしまっています。カルガモたちもなんだかパッとしない様子。
これじゃぁ小魚はいない。ってことはカワセミもいない? なんて少しガッカリしながら川の様子を見ていたら、この浅いところで小さな波を立てるようにスルスルと遡上していく魚がけっこういるんですね。すごいなぁと思いました。
そういえばセミの声が聞こえなくなったかもしれない。草むらからコオロギの鳴き声が聞こえてきます。赤トンボもずいぶん飛んでいます。カマキリがすげぇ顔でにらんでいたりします。でも実際はヒャー見つかっちまったぁ‥‥と焦ってるんでしょうね。
生きるために、種を保存するために虫たちも必死です。ヒトはどうか‥‥。ニッポンはどうか‥‥。あれから1年半が過ぎましたけど、良くも悪くも、なんかもうみんなそれぞれのような気がします。それでいいんじゃね?って楽観することもありますし、それでいいのかよ!と憤慨することもある。でも憤慨することの方が多いのは確かだなぁ。
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