念願叶い、陶芸家・渡辺安里さんのご指導で陶芸体験することができました。1時間半程度、手びねりで自由にカップや小皿を作ってみようって企画です。
廃校となった分校跡地を工房にしていらっしゃいます。2年前の春にクラス会をしたとき何十年ぶりかで中の様子を見させていただいて以来ずっと気になってたんですが、同級生のみんなには申し訳ないけど一足先の体験となりました。なかなかいいよ。
タオルを絞って準備したら、それぞれに約 1kg の粘土が配当されました。さぁてどうしましょうか‥‥。
初めに先生から全体の手順などについて説明が‥‥と思っていたのですが、とりあえず少しこねて馴染ませて‥‥という感じですすんでいきます。小学生の体験教室などもあるので資料が準備されているそうで、ざっくりとこれで説明してもらえれば‥‥とも思ったのですが、でも実際にはやってみないことにはわかんないこと。復習代わりに読むと理解が深まります。
ということで、さぁまずは粘土をこねるところから。蕎麦打ちを思い出します。
次にゴルフボール大のダンゴ状にちぎって、これを丸めて伸ばして金太郎飴みたいなひも状にします。
底になる部分・土台を丸く切り抜いたら、ひも状にしておいた粘土をぐるっと一回りくっつけて‥‥という先生の手つきは見事であり簡単そうなんですが、見るのと実際にやるのとでは大違い。
基本ということで、いわゆる筒状のもの、例えばビアマグとかティーカップとか、まずはそうしたものを皆さんイメージして始めたはずだったのですが、次第に巨大化していくんですよね。(^^;
とりあえずひとつずつ完成。ゆっくりと乾燥させてから素焼きとなるので、とりあえずこれで終了ということになります。
1時間半の予定でしたが、粘土も残ってるのでそれぞれ2つ目を作ることにしました。今度は大きさがわかって、みんな小振りのものを作ったり小皿にしたり、1時間近く時間をオーバーして思い思いの器ができました。
粘土代 1,000円、受講料 1,000円、一人 2,000円になります。素焼きのあと釉薬をかけて本焼きをして‥‥はお任せですが、受講料 1,000円追加で釉薬のときの体験も可能だそうです。ただ、はっきりこの日と指定しにくいところもありますので、今回は約1カ月後の完成を待つことにしました。
部長さんから予めお茶を1本ずつ渡されていたのに(お菓子も)、のどの渇きさえすっかり忘れてしまうほど集中しちゃってました。
午後からは逆に身体を大きく伸ばしてみようと、ダム湖周辺の散策をしました。放射性物質の心配もないわけではないのですが、皆さんもう年齢的には‥‥。
晴れていたら紅葉もきれいだったんでしょうが、今年はそもそも色がなかなか出てきていません。でも写真を撮ったりしながらのんびりと自然に親しむこともできました。
今回は組合のレク&学習会。こういうご時世で何かとストレスも多いから、束の間あれこれ忘れてこれだけに集中し、土に親しみ自然に癒やされようって企画でしたが、なかなか良かったです。
そんな話もしながらの懇親会。二次会はそれぞれの iPhone から自慢の名曲が出るわ出るわ‥‥にわか歌声喫茶化して大盛り上がり。そのまま久しぶりのコテージ泊、お疲れ様でした。
次は自慢の陶器で忘年会だなってことになるのは当然でありまして‥‥。とにかく完成が待ち遠しくなりました。
陶芸を終えてお昼を食べていたら、横浜観光に来ないかぁ〜ってクラス会の同級生からメールあり。何とも奇遇だなぁと思いました。残念ながらちょうどお呼ばれがありまして‥‥すまん。
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