薄曇り。いい写真は撮れないかもなぁと思いつつ、今日もいつものようにカメラを持って歩きます。って言うか、目の前に現れたカワセミの姿が忘れられず、とりあえず対岸から見下ろすように昨日のポイントをじっと凝視続けるオレ‥‥。通り過ぎる方々の視線が微妙に気になります。
待つこと約20分。視界上流に小さな瑠璃色の線が見えました。来たっ! でも留まることなくそのまま下流へ一気に滑るように飛んで行ってしまいました。ん〜、ランディングポイントはここではないのか‥‥。
今日のところはあきらめて普通に歩き出したのですが、普段とは逆方向に上流へ行ってみることにしました。なぜかこの野趣あふれるっぽいところの方が確立高いような気がして‥‥。
橋を境に、上流は道路がなく田んぼのあぜ道などをたどることになります。あぜ道はまだいいのですが、生い茂った草が枯れてどうにか進めるようなところもあったりで、でも何かちょっと違うような気もするのですわ、川の佇まいというか‥‥。
やがて、自分いったい何を手がかりに・何を根拠にこんな悪路を徘徊してるのだろうか‥‥という疑念が大きくなるばかり。カエルもヘビもいなくなった今だからできることだよなぁ。でも犬のウ○チは何度踏みそうになったことか‥‥。
そんな中、川のほとりに咲いている桜を見ることができました。これだけが収穫だったかもしれません。
とりあえず区切りのいいところで遡上を終了し、普通に道路をトボトボ戻りました。いつもの川沿いを歩き、昨日のポイントでしばし待ち伏せするも現れることはなく、とりあえず駅のトイレで用を足します。
そこでふと考えました。カワセミはいつも下流に向かって飛んでいるじゃないか。そうだ川下に行ってみようと、おばかな思いつきでとりあえず向かってみることにします。繰り返しになりますが、何の知識もありませんからただただ川の流れを見ているだけ。思い出したように川の様子を撮ったりしましたが、だから何だというものではなく、掲載しようもありません‥‥。
途中、山の方から出てきたっぽいおっさん夫婦に会いました。ぶら下げているレジ袋はキノコか何か入ってる感じ。この辺の人かなぁと思ったけど、止めてあった車を開けたから違うな。中にはカゴのようなものが積んであって、あぁこれに収穫したものを入れるんだなぁと思いました。そうしてじろじろ見ていたのが嫌だったんでしょうか、ふと目を逸らした隙にいなくなっていました。これは速かったですよ。何かやましいことでもあったのだろうかと思わざるを得ません(って、別にどうでもいい話になってるよ‥‥)。
今日の教訓。まず定点観測すべし‥‥ですね。おおむね場所が特定できてるわけですから、へたに動き回っているより待ってた方が確立高いですよ。
それから、エサは主に川の小魚のようです。実はこの写真3週間ほど前にこのポイント付近で撮ったものなんです。そのときは小魚がずいぶんいるんだなぁと思ったものですが、だからカワセミがいるんですよね。
こうなったら定点の長期戦だな。プラプラ歩くのでなければ、G1ではなくてもっと高倍率レンズ買った方が安く済むな。晴れた日に三脚、椅子、食糧も持って‥‥。
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