小さい頃の愛読書というか、毎月楽しみにしていた雑誌は「家の光」だった。農協が発行していた組合員向けの月刊誌。農業情報‥‥ではなくて、生活情報誌的なもんだったように記憶している。もちろん週刊・月刊少年ジャンプの方がずっと楽しみだったんだけど、でも家の光も何となく楽しみだったの。笑
何が面白かったのか‥‥。例えば巻頭の方に歳時記的な特集記事があって、ニッポンの季節感、地域特性などを写真で見る・知るというのは、田舎の鼻たれ小僧には充分刺激的だったんだな。純粋に。それと変わらないんだけど料理レシピコーナーなんかもあって、毎日精進料理みたいな食生活な我が家だったから、そりゃぁよだれを垂らしながら食い入るように見たっけ。青少年に刺激的ないわゆるハートマーク的コーナーは(たぶん)なくて、極めて健全な情報誌であり、今もそれは発行され続けているのだ。
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