hiromaru blog

もうひとつの誕生日

　今日は節分。我が家でも形だけ豆まきをしました。子どもたちが小さい頃はお菓子をまいたりしてにぎやかだったんだけど、福は内、福は内、鬼は外、これだけで終わりだからもう淋しいの何のって‥‥。
　そういえば息子はどうしてるだろう。「豆まいた？」「まかない」「まけ」。たったこれだけのメール交換で終わり。まぁ元気でいるようだから一安心っちゃぁ一安心。
　そうそう元気って言えば、今日は手術をした日だった。そういう意味で６回目のもうひとつの誕生日です。長い長い入院生活のような気がしていたけれど、２カ月、３カ月なんてホントあっという間なんだなぁって改めて思うし、６年も過ぎてしまったなんてなんか信じられないような気もします。
　現在は４週間ごと定期通院し、血液検査やら心電図検査やら、あるいは超音波だのレントゲンだので心臓の様子をみて、ワーファリンなどの薬を処方してもらって服用する、という感じ。結果はおおむね良好なんだけど無理はしたくない。とは言っても夜遅くまであれやこれやと無理をする日が続いていて、ほんの少しだけ区切りがついたことでもあるし、今日は早めに寝ようと思ったりします。明日はちょうど通院日だ。
　豆と言えば、納豆が食いたい。無性に食いたい。刻んだネギと辛子を入れてこてこてにかき混ぜてそれだけどんぶりひとつ食ってみたい。恵方巻きなんかじゃなくて、納豆の太巻きをわしわし食ってみたい。納豆汁が食いたい。あぁもぉ医学的にこれはどうにかならないのだろうか。

帰省

　息子が昨夜帰ってきた。お昼頃秋田を出て、高速バスを仙台で乗り継いで郡山から列車で。仙台からは新幹線かと思ったが、時間はかかるがバスが一番安いのだそうだ。なるほど。
　今日はどこに行くでもなく、パジャマのままだらだら過ごした。お茶を飲みながら高校駅伝を見る。駅伝田村の再起を切に願うばかりだ。お茶菓子はなまはげプチシュー。秋田美人の袋に両方の実家の分も入っていた。気ぃ遣って‥‥と思ったが、クリスマス＆正月に向けて、海老で鯛を釣る作戦であることは間違いない。
　そんな素振りを見せるつもりはないのだが、若干ハイになっている自分に気付く。だってバカな冗談を言ってもちゃんと返ってくるのは楽しいもの。かぁちゃんもそれなりにハイだ。普段はコンピュータに向かってたりテレビに向かってたりとそれぞれだが、こたつに入って会話も弾んでいる。もちろんそれも最初の数日だろうが、家族が全員揃うというのはいいことだ。
　休みの日の昼飯も、何かご飯らしいもの（麺でもいいんだけど）を食わないと何か落ち着かない。が、昨日食べきれなかったケーキがあるからと、まるまる残ってたひとつを思いっきり４等分して食う。普通なら不穏な空気が漂うところだが今日はノープロブレム。さすがにしょっぱいものが食いたいと言うと味噌漬けが出てくるがノープロブレム。もちろんそれも最初の数日だけに決まっているが、気持ちに余裕があるというのはいいことだ。
　あと３日頑張れば休みになる。やり残していることは山積みなんだけど、あんまりムキになってもどうなるものでもない。クリスマスが終わればもういよいよ年末だし正月なのだ。なんか久しぶりに気楽にいきたいものだと実感してる。帰省ってなんかいいなぁと思ったりする。

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［コメント］

▼みーさん wrote:
いい息子だこと！　
両親の口元も?も緩むのが手にとるように分かります。
子育てってやっぱ　苦労が多い分予期せぬような小さな事に感動しうきうきするものですね。親子っていいね
12/26/05 01:39:43

▼き wrote:
　土曜日は、楽しく・美味しくお酒が飲めました。息子さんが、帰宅した様で良かったですね。我が息子は、今日あたり帰る予定です。
　今年は、私にとって、激動の一年でした。大変お世話になりました。良い歳を迎えましょう。
12/26/05 13:40:25

▼hiromaru wrote:
毎度同じメンバーでしたが、でもまぁ毎回楽しいですね。次は新年会？　坊ちゃんは無事着いたのかな？　草むしりは終わったのかな？（笑）　何せいい息子ばっかだかんねぇ。
突然の神奈川行きも楽しかったです。さらに遡れば何度秋田に足を運んだことか。そうやって苦労しながらも喜びを感じる、それが親子なら、やがてつらい別れも親子にはあるものでしょう‥‥。ほんといろいろあった１年でしたね。
12/27/05 00:34:39

あぁ17年前

　先日受診し損ねた眼科へ行ってきました。異常ないけど疑いアリ、また４か月後に来てくださいと。
　その足で、同じ総合病院に入院してるという叔父さんのお見舞いへ。手術後のICUから一般病棟へ来たばかりだった。もうちょっと落ち着いてから来るべきだったと思いつつも、来てしまったのだから何か少し話していかないと申し訳ないと思い、つい起き上がらせてしまってもっと申し訳なかった。まぁ元気そうで何より。呼吸器系強化玩具的医療補助用具？「トリフロー」を叔父さんも「使ってんですね」なんて妙に懐かしかった。
　午後からは娘といっしょに義父のお見舞いで福島へ。こちらは17年前にも入院したことがあって、そう言えば何度となくお見舞いに来たっけなぁと、そんな意味で懐かしかった。まぁ元気は元気。術後の経過も良好っちゃ良好。
　義父はこれを機会にケータイ電話を買った。通常は電源切っておくそうだ。時折屋上に行って留守電とかメールとかをチェックしているらしいが、イマイチ使い方があやふやで、まぁ自分からかける専用みたいな感じ。息子に「じぃちゃんにメールしとけ」と言っておいたのに、彼も彼でメールしない。
　この病院、この屋上、その息子。そうそう、17年前にお見舞いに来たとき、ヨタヨタと屋上に上がってこの鉄の柵から顔を出して下をのぞいていたら、その顔というか頭が取れなくなっちゃった。いやぁ慌てちゃったんだけど、そこにいらっしゃった方がグイッ！と柵を広げてくれましてスポンと取れまして、あぁそんなことがあったっけなぁと、懐かしさのあまりカメラに収めてきた。17年も前だったのか。

カルガモ

　あちこちの写真を撮り始めたのは６月でした。近くの川でカルガモ？の子を２羽引き連れて泳いでる様子がなんだか愛嬌たっぷりで、以来何となく追いかけているのでありました。
　今朝は久しぶりに見たんですが、あの小さなカルガモの姿はありません。ほとんど親と同じくらいになったみたいです。３羽連れだって泳いでいるそれがそうなのカモ（ぷっ）とか思いながら、橋の上からそっとカメラで狙ってみました。ほんとに物音とか立ててないんですが、実に敏感に反応して逃げていってしまいます。生きる術をしっかり身につけたのでしょう。
　危機管理などと言われて久しいですが、まず日常の生活から危機管理ができてないのですから、そう簡単にはいきません。のほほんと生きてきた何十年。自分にはわからないからと数の原理に任せてばかりにしないで、テレビに出てくる有名人らしき人の話ヒトスジにならないで、いろんな意味での「ファインダー」の外側も気にしながら、自分も含め世の中にしっかり感をつくっていってほしいなぁと、若い人たちにお願いしたい。もちろん我々もです。
　今度の衆議院議員総選挙が、娘にとって初めての選挙権行使になります。いっしょに投票してきたいと思っています。

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［コメント］

▼こうらん wrote:
初めての選挙なんだね〜。政治の事に目を向ける良いチャンスかもしれないね。ただ微妙に観点が政党毎にそれてる気がするのは私だけかなぁ・・。郵政を初めとして民間委託がベストとは思えないけどね。あ、つまらない私見ですぅ。
オヤジギャグもなかなか良いカモよ。（笑）
09/02/05 00:04:41

夏風邪はやっぱり馬鹿がひく!?

　あれぇもう２週間も更新してなかったんですねぇ。東北地方、ほんとにまだ梅雨明けしてないんでしょうか‥‥。
　テストが終わり、３ヶ月ぶりに息子が帰ってきました。さぞかしたくましくなっただろうという期待とは裏腹に、相変わらずの細い線、色白、あぁ髪が少し赤くなったか‥‥といったところ。帰ってきて変わったのは食卓。一品二品多いというか、明らかにおかずの種類が違う。それはよしとしなければならないのだけれど‥‥。
　さて、食卓も賑やかになったことだしと、調子こいてビールを大量に摂取し、アイスを食べ、最後に水をがぶ飲みして就寝したのが日曜日の夜。あづい‥‥。その夜はやたら暑かったのでつい扇風機をかけっ放しにして寝てしまったのです。しかも腹を出して。
　未明３時頃に目を覚ましたときはすこぶる調子が良かったのですが、それでも扇風機をそのままにしていたのが悪かったのでしょう、朝方強烈な腹痛で目を覚ましました。当然下痢ピー。
　仕事もあったので出勤しましたが、11時頃に目が回るような感じになり、これはやばいと思って休みをいただきました。熱が38.5度もあり、これは医者に行かなければと思うんだけどどうしようもなく、携帯メールで連絡取って夕方かあちゃんに連れてってもらいました。(^^ゞ
　理由はまぁそのとおりでありまして、ノドも赤いから熱はそこから来るものだろうと。要するに馬鹿な生活が招いた夏風邪か‥‥。＿|￣|○　注射を打ってもらったり下痢止めもらったりして、一晩うなっていましたが、今日は何とか落ち着きました。まだ熱も少しあるし、ホントは休みたかったんだけど、昨日残した仕事もあったし次の仕事もあるしで‥‥。
　先ほど48時間ぶりにビール（その他の雑酒）を飲んでみましたが、コップ１杯飲んでこれはまだ時期尚早と悟り、また24時間後に再試験と相成りました。

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［コメント］

▼こうらん wrote:
呑まなくて良いから！再試験も無用！体をいたわるようにね！
08/02/05 23:57:53

▼hiromaru wrote:
梅雨が明けたとかって話ですが、言ってみるもんですねぇ。（関係ねぇし）
さて、今日はどこからともなく「ブラウマイスター」なんて聞こえたものだから、それは再試験にぴったんこと思いましてね。そんな350mlなんてセコいこと言いなはんなとか自分で言いながら500ml缶2本調達。
結果は、んまいのはんまいんだけど、約400mlで棄権しました。ビールってのはどうもちびちび飲むのが好きではなくて、グラスについだら一気にやってしまうタイプ。それでおなかが急にキュッとなってしまうから痛むのかもですね。でもまぁかなり回復したなぁとは思います。
明日はチャングム見ながら焼酎で再々試験だっ！
（だいじょうぶ、そんなに飲んでませんから。感謝。写真不足気味。）
08/04/05 00:23:35

とうちゃん外に出してくれよ

　前回のPowerBook G4もそうだったんだけど、今回のPowerMac G4もナイショで買ったわけではありません。そろそろ時期が来たと、件のビデオ編集のためにも（SuperDriveが）必要だと、やっぱりほしいんだと、何となくそういうことを伝えていたところ、父の日が近づいてきた時期だったからか、まぁこっぴどく反対されることもなく、ありがたくGOサインが出た次第であります。クールビズなモノじゃなくてホントありがたい。家族の皆様方にはただただ感謝。m(_ _)m
　到着して約１週間、メールのデータ移行もどうにか完了し、ワイヤレスによるPalmのHotSyncもできるようになって、Classic環境はもう間もなく必要なくなりそう。ボーナス出たらPhotoshopかな。っていうか、PowerMac 8500に残っている大量の書類を確認してないから、そこからあれこれ出てきそうな気もするんだけど、思いっきり割り切ってリスタートするような気持ちも必要かもですね。(^^;
　父の日の今日も、とうちゃん自分ばっか楽しんでないで外に出してくれよとせがむ猫ちゃんたちを横目に、結局コンピュータいじりだけで終わってしまったのですが、それでも普通よりは一品・二品多い晩飯も登場したりして、まぁ要するに父ちゃんをダシにして家族和気あいあいと過ごす「家庭の日」なんであろうなと、Mr.インクレディブルのDVDなど見たばっかだからなおそう感じたりするのでありました。

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［コメント］

▼こうらん wrote:
外に出してくり〜！！！！（爆）
06/21/05 17:26:14

入学式

　もう４日も前の話ですが、入学式のため秋田へ行って来ました。風が少し強かったのですが、もうすっかり春の陽気で寒くはありません。が、おかげさまで花粉症爆発。式の間ずっと鼻かんでました‥‥。
　入学式で見たどの子も期待と不安とが入り交じっているようでしたが、とにかくこれでいよいよ新しい生活がスタートしたわけです。
　ここまで約10日間の生活で感じたのは「自転車」が必須であることだとか。行く当てもなくじっとしていたみたい。歩けよ。それでやっぱり自転車は買ったのですが、買ったそばからまるで初めて乗れるようになった小学生のように走り回ってました。あほか。

卒業写真

　県立高校の卒業式が昨日ありました。これで最後だし、息子の晴れ姿を見てきました。
　昔から変わらないオーソドックスな卒業式ではありましたが、答辞ではさすがの校長先生も涙しておられたようです。自分もかなり我慢していたのですが、そういうのを見てしまうとやっぱり耐え切れませんでした。(^^ゞ
　教室に戻って担任からひとり一人に卒業証書が手渡されましたが、その後に一人ずつ全員がひとこと話をしました。クラスの思い出、３年間の思い出、部活動の思い出、先生との思い出、友人との思い出、彼氏・彼女との思い出、果てはプロポーズ？まで、今の子どもたちはしっかりしゃべりますよね。おもしろいし。そして、担任の先生への感謝、親への感謝の言葉まで忘れず、しっかりしてる。
　「このクラスで良かった」‥‥みんな口々にそう言うけれど、１時間以上に及んだこの全員スピーチを聴いて、あぁこのクラスで良かったなぁと、私自身もそう感じました。笑いと涙、ほんとうにすばらしい卒業式でした。
　今日は帰ってきてからようやくアルバムを見たんですが、息子とあぁだこうだと話しながら見入ってしまいました。仕事持ち帰ってたの忘れてた‥‥。

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［コメント］

▼こうらん wrote:
　いいなぁ、共学って・・・。第二ボタンとかって、まだあるの？息子さんも彼女にあげたのかなぁ。女子校はつまんなかったよ。現在の子は、青春を謳歌できるのかなあ、とほほ、羨ましい、な・・・。
03/03/05 00:25:37

▼hiromaru wrote:
第二ボタンは世の中には健在でしょうが、タクの坊っちゃんには彼女もボタンもあまり御縁がないようでありますから。残念！
03/04/05 20:56:56

秋田さ行ってきました

　訳あって昨日秋田へ行って来ました。東北自動車道を北上し、北上（きたかみ）から秋田道へ入った途端雪道となり、数分後には前の車が見えなくなるくらいの真っ白の世界。両サイドはバームクーヘン状の層になった雪の壁みたいだし、たどり着けるのだろうかと心配しましたが、そういうところの自動車道ってのは除雪がしっかりしているし、雪も断続的なもので、思ったほどたいへんな目に遭わずに到着しました。
　２月とは言えまだまだとんでもない積雪なのだろうと思っていたのですが、市内まで行ってしまえば思ったほどではなかったです。たまたま前夜雪が降ってそれなりに積もったけれど、例年ならこの時期になれば雪はそれほどないとのこと。
　夏はまぁどこもそんなに変わらないだろうけれど、冬の様子を少しでも見ることができて良かったです。実際にはこんなもんじゃないことはわかっていますが、こんなところで生活するのかと思いながら、とりあえずの住まいを決めてきた次第です。あと１カ月です。

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［コメント］

▼こうらん wrote:
雪国って融雪道路が整備されてて新潟市内あたりも道路は雪ないらしいよ。却って中途半端な田村地方あたりはどこいっても雪の固まりが行く手をはばむよねぇ。今年はこの身体での雪はきこたえたなぁ。体中が痛いよ。誰にあたるわけにもいかないのが悔しい。気象庁か？
02/27/05 22:05:11

▼hiromaru wrote:
　契約内容に一部誤りが‥‥という連絡あり。エアコン代を付加してなかったとか。あの額だと隣の部屋か上の階かどちらかに移ることになると言われても、その部屋は見てこなかったしなぁ。どっちみち必要になるだろうから、じゃぁエアコン代を加えた額でお願いしますということに。
　と、また数時間後「エアコン代まけさせましたから」との連絡。ありがたやありがたや。いいなぁ秋田の人。(^_^)
03/02/05 22:55:30

▼こうらん wrote:
よかったね＾＾。しかし、秋田かぁ・・。
同じ東北地方でも遠く感じるのは私だけ？なんて言ったら、ひろまる父ちゃん、もっと泣くなあ、ごめん。
03/03/05 00:21:47

▼hiromaru wrote:
いやぁ遠いところだよなぁ、この時期はすごい雪だろうし。そう思っていたのですが、５時間くらい（雪がなければ４時間くらいかな）で行けるし日帰りも可能だということがわかったし、雪は思ったほどでないなぁと思って、けっこう安心してんですよ。（笑）
03/04/05 20:54:26

St.Valentine's Day

　菓子メーカーのチョコレートセールが始まりとは言え、もはや国民的行事のバレンタインデーであります。そんなわけでありますから、ありがたいことに私のようなおぢさまも恩恵に与れるんでございます。
　何もチョコレートだけではありませんで、元気ですか？無理してませんか？疲れてるんじゃないの？と気遣ってくださる方もいらっしゃいますし、日々ブツクサ言ってはおりますが、あぁこんなに心配していただいているんだと、恐縮するばかりであります。
　皆さんほんとうにありがとうございます。m(_ _)m
　なのに我が家の女性ときたらチョコレートの「チ」の字もなくて、それもあんまりではないかとちょっと考えました。昨日久しぶりに家族みんなで買い物に出かけたんですが、息子にも私にも微妙に気前が良かったのは、なるほどチョコレート代わりだったのかもと思ったりします。が、あぁこれは迂闊だった。１カ月後がマジ心配であります‥‥。

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［コメント］

▼こうらん wrote:
男性って、おもしろいね。チョコひとつで・・・。奥様もお嬢様も、内心笑ってるんじゃないのかな。ホワイトデーも微妙に気前よく何かなさったらいかが？あははははは！
02/15/05 13:53:58

▼hiromaru wrote:
男性っていうか、自分は声をかけてもらっただけで勘違いするタイプですから。（笑）
その割にはすぐ忘れてしまう質なので、ホワイトデーなんだからと言っていただかないとダメだったりします。
02/17/05 20:59:24

Birthday Present

　術後５年が経過した。あっと言う間だった。節分の日に手術をしたのだが、意識が戻ったときは正に「生き返った‥‥」と思った。だから自分にとっては新しい人生の始まりであったし、すっかり暗くなっていたそれまでの日々から一転し、新しい春を迎えるような、実に晴れやかな気持ちになったものだ。立春だと。
　そうは言っても、麻酔が切れてからの痛みは相当なもので、おまけに寝返りができないから腰が痛くて、メガネを外しているから何がどこでどうなっているのかがわからない。一日中明かりがついている集中治療室でひたすらじっとしているだけだから、時間的な感覚もつかめない。のどが渇くのだけれど何も飲めない。声も出せないのでたまたま通りすがった看護婦さんにうめき声で請うて、氷を１個なめさせていただくのがやっとという日が数日続いた。
　手術前、早ければ２月５日には集中治療室を出られるというような話もあったから、その日に妻はあるモノを準備していたのだったが、出血があったりして数日延びてしまった。血が出て部屋は出られないと‥‥。
　２月５日は息子の誕生日で、以前からカラーゲームボーイがほしいと言ってたのだった。自宅でメールをチェックしたPowerBook2400を持ってきてくれ、返事など書いたりしたそれを持ち帰って送信して、また病院にくる前にチェックしてということを、中学１年の彼はやってくれていた。そのお礼もあるし不自由かけてるなぁとも思ったし、じゃぁ買ってやろう、当日オレから渡そうと、そういう手はずだったのだが、さすがにそういう状態ではなかったので、妻が渡してくれることになったのだった。
　今年もその誕生日を迎えた。出荷は今月半ばだろうということだったので誕生日当日はあきらめていたのだったが、昨日出荷案内があり、ひょっとしたら‥‥という期待どおり本日iPod shuffleが到着した。高校卒業というか進学というか、まぁそんなお祝いも兼ねてと私自身は思っていたのだったが、本人にしてみれば思わぬ誕生日プレゼントとなった。アップルさんの粋な計らい（なはずはない）に感謝した。
　ご本人の許可を得て、写真を撮らせていただくことにした。が、あちこちで見てらっしゃるだろうからあえて掲載したりはしない。パッケージの大きさはCD３枚分くらい。本体は100円ライターくらいのもの。ちっちゃぁ、かるぅ。
　じゃぁさっそく‥‥と思ったら、おや？クリックボタンがなんかおかしい。かなりひん曲がってる。それぞれの方向で押してみると確かにクリック感はあるんだけれど。大丈夫じゃん‥‥そうは言うけどな、でも浮いてる方にもし何か引っかかって剥がれたり取れたりしたりしたらイヤだし、最初っからこれじゃぁなぁ‥‥と思ってさっさとしまい込んだ。交換してもらうつもりだが、今日は残念ながら土曜日で電話はつながらない。おいおい誕生日のプレゼントだったんだぜアップルさんよぉ。かなり凹んだ‥‥。
　こんなとき、よく駄々をこねたりしたものだけれど、思えば大きくなったものだ。ここ数日体調を崩していたのだが、雪を片づけてくれたり、素ラーメン食うか‥‥と作ってくれたり。こいつも新しい生活が始まるんだなぁ、来年の誕生日はいっしょじゃないいんだなぁ‥‥。

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［コメント］

▼こうらん wrote:
そっかぁ。いろいろな思いがめぐってくるんだね。ひろまる父ちゃん。現在から、来年のこと考えると寂しさ倍増しちゃうよ。とはいえ、手術の頃のこと想い出すとどうしても息子さんへの感謝の気持ちと同時に大きくなったもんだって感慨深くなっちゃうんだね。ううう、年取ったんだねぇ・。
元気出してね！
02/07/05 17:54:01

▼hiromaru wrote:
　５年も前の話なんてどうでもいいとも思うんですが、あれやこれやとつながってることがね、いろいろ出てきてしまいまして。ホント歳を取ったもんです。娘の結婚式には間違いなく泣くよなぁと思っている私ですが、それ以前に４月・息子を送り出すときに泣きそうな感じ‥‥。ばか。(^^ゞ
　えっとですね、というわけで本日スップルストアに電話をしました。またあちこち電話を回され、さらに待たされた挙げ句（仕方ないとは思うんですがね）、たぶん初期不良で交換となるだろうと思われます。まだまだ品不足が続いている中、ポンと届いたのは実にラッキーだったと思うんですが、次のロットに引っかかる可能性は低いわけだし、しばらくかかるでしょうね。
02/07/05 20:21:49

ごえんがあるよ

　先週末「ごえんがあるよチョコレート」というのが事務室内で話題になりまして、さっそく買ってきてくださったんです。包み紙の中に占いが付いてるってことだけなんですけどね。
　でもって朝一の運勢は‥‥「西の方からラッキーな人が」ってもの。自分は西の方から通勤してるんだけど、今日はUSBメモリを忘れてきてしまって、ちょっとがっかりしてたんですが‥‥。
　午後から、久しくお会いしてなかった方が突然顔を出してくださって、しばしあれこれと話をすることができました。最近ものすごく忙しいので時間は気になるんですが、でもすごく癒された感じがしてありがたかったです。西の方からおいでになり、おみやげ？に何かのおまけのバルタン星人ジオラマみたいのを持ってきてくださいました。ごえんがあるよチョコレートのおまけではありません。（笑）
　さらに夕方、これまた久しぶりにとある方から電話がありました。内容は仕事のことなんですが、でも個人的にはすごく前向きになれるような話で、これは何か勇気づけられるような感じでした。ラッキーな電話と思っていいのかどうか、やはり西の方からの電話でした。
　ごえんがあるよチョコレート、ひょっとすると細○数子の占いなんかより当たるかも‥‥。（笑）

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［コメント］

▼こうらん wrote:
ちょっとしたご縁って嬉しいですね。私も、半年近く休んでようやく自分の居場所をみつけました。仕事で何人もの人に会っていたのが、急に一人になり、近所も教育費のためなどで働きはじめたひとばかり。残るのは、じーさんばーさん、赤ちゃんいる若い人。孤独の数ヶ月で苦しみました。チャット仲間の応援で深酒も寝ぼけることもなく徐々に抗うつ剤も減らしてくれています。人間一人じゃ生きられません。心療内科の先生ともご縁があったから、と深く感謝しています。
　ところで、県大会の会場ああ（昼食場所）の件で副館長（夫）に話が来たそうです。全県の人が集まるんだから町（市）あげて協力してくれと強制しておきました。なにも手伝えない状態になるの寂しいからサクラで行ってもいいかなぁ・・・。それともこんな私でも何かできますか？とりあえず、県大会の日にはカレンダーに印付けときました。何かのついでに思い出してやってください。
01/24/05 22:42:17

▼hiromaru wrote:
　いやぁホント、一人じゃ生きられない。人間社会は不思議な御縁です。かつては御縁の範囲も五円玉のごとく小さなものだったのですが、ネットワーク社会の今は世界規模です。先日も書きましたが、タンザニアの友人もまるですぐそこにいるような感じ。何にせよ、縁あっての皆様に支えられてこうして生きていられるんだと、特に術後は実感することが多いです。
　さてさて県大会ですが、サクラだなんて、係がふたつくらい当たるはずですからそのつもりでいてくださいよ。昼食会場は昨年の反省からいろいろと無理なお願いをすることになるかもしれません。が、心強い方が担当で、これはこれは何よりです。お世話になります。
01/24/05 23:16:03

じゃんがじゃんがじゃんがじゃんが‥‥

　お笑いはアンガールズが大好きです。暮れから正月にかけて、そういう番組が多いからとかなり期待していたのですが、残念ながらショートコントひとつ見たくらいでした。とっても残念。
　そういう私を不憫に思ってか、娘がケータイサイトからショートムービーをたくさんDLしてくれました。いやぁおもしろい。うれすぃ。何度も見ちゃいます。
　仕事中、ケータイにメールが届きました。「じゃんがじゃんがじゃんがじゃんが‥‥」というあのフレーズ。着信音までやってくれとは言わなかったんだけど。あぁこっぱずかすぃ‥‥。

成人の日

　三春町は昨日1月9日に成人式が行われました。午後からの式だったので、夜が明けないうちから美容院へ出かけるなんてことはなかったんですが、まぁいずれにしても着物というのはたいへんで、女性の皆様方ご苦労様でございます。
　着付けの後は写真屋さんで記念撮影。引き続いて両方の実家へ晴れ姿を見せに行ってじいさま・ばあさまなどと写真を撮ったり、その間ほとんど飲まず食わずだし、すっかりグッタリしていました。今年もどこぞでは大騒ぎの成人式だったと聞きますが、それでもそんなに元気なわけですから、それはそれで羨ましい限りです。いいことに力を発揮していただきたい。
　時間がちょっとあったので、自宅に戻って家族4人でファインダーに収まってみました。カメラなど撮るのも撮られるのも好きではない人ばかりだから、そう言えば４人で撮るなんて初めてだったかも。あれから約20年、さすがに子どももずいぶん大きくなったものです。その分すっかり中年と化した夫婦。これまでのこと、これからのこと、いろいろな思いが湧いてくるものです。
　夜は中学時代の担任を招待して同級会を開いたようです。自分にとっては当時の同僚でありまして、二次会しましょうなどとお誘いを受けてまた出かけてしまいました。子どもたちの話もさることながら、あの頃は良かったなぁなんて懐かしい話に花が咲きました。
　なもんでお祝いみたいなこともなかったので、成人式の本日、家族4人でささやかなお祝いです。

New year card from TANZANIA

　分厚い年賀状の束の一番下に一回りも二回り大きなハガキがあった。真っ先に見てみるとタンザニアからのエアメール。４月に突然赴いたＮ君からのものだった。
　青い空、大草原、２頭のキリン‥‥強いコントラスト、大自然の写真はまさにアフリカ大陸だ。そうかぁ、Dar es Salaamってタンザニアだったんだ。アフリカのどこか‥‥という感覚しか実はなかったのだ。
　タンザニアのどのへんなんだろうと思って地球儀を回してみる。キリマンジャロってここにあったんだぁ。そうかヴィクトリア湖もここだったんだ。あれぇ？それってもう何年も愛用し続けているマウスパッドの絵そのまんまじゃん。そう言えばティンガティンガってタンザニアの‥‥。ひとつひとつは知っていてもそれらがつながらなかったことが恥ずかしい。
　恥ずかしいだけじゃなくて、やっぱりバカだったと気づいた。タンザニアって東アフリカじゃん。ダルエスサラームって思いっきり海岸じゃん。スマトラ沖地震の津波被害が及んでんじゃん‥‥、もっと早く気づけよ‥‥。東アフリカとしての被害状況は少し出てくるんだけど、タンザニアはどうなんだ、ダルエスサラームはどうなんだ‥‥。
　ご存じの方、どうか教えてください。m(_ _)m

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［コメント］

▼hiromaru wrote:
案ずるより産むが易し。メールをしたら１時間と経たないうちに元気でやっている旨の返事が届きました。当日はキリマンジャロに登っていたこと、ダルエスサラームに戻ってきても普通と変らない様子であったことなど、少なくても彼の生活圏ではいつもの生活が続いているようです。よがったよがった。
01/06/05 20:53:46

Merry Christmas!(& Happy Birthday!)

　今年は週末のクリスマスイヴということで、家族団欒のクリスマスだったり、ラブラブなあの人とのクリスマスだったり、まぁどっちみち人それぞれか。
　クリスマスと言えば厄介なメール。今日のスパムメールはいつもより多めでした。もうウンザリしております。クリスマスから新年へ、そして休み明けにはまたウィルス騒ぎも予想されます。とりあえずは休み前にシステムのアップデートやウィルス定義ファイルの更新等、忘れずにしておく必要ありですね。
　まぁそんなことはともかく、良い週末・クリスマスをお過ごしください。もうありがたくもない歳ですが、今年もまたひとついただいてしまいました。これから家族でささやかに盛り上がります。でわでわ。

PCリサイクル

　大掃除シーズンですが、我が家の場合もう少し押し詰まってからです。が、ゴミの搬入が今年最終日だったので、とりあえず自転車やファンヒーターなどの粗大ゴミを捨ててきました。軽トラック１台分。
　不要パソコンも少なくないので捨てたいのですが、PCリサイクル制の関係で捨てられません。コンピュータじゃなくてディスプレイだけなんですがと食い下がったんですがダメでした（そりゃそうだ）。じゃぁ古いワープロのディスプレイはどうかとお尋ねしたら、それはワープロなのでOKだと。ちょっと腑に落ちないんだけどまぁそれ以上つっこまない方がいいと思ってトラックへ。しかし20年も前のワープロってのはすごいねぇ。ディスプレイもキーボードも、プリンタは特に、でかい！
　こういう仕事も、息子の力が頼りになります。細い細いと思っていたけれど、でも自分よりはるかにパワーある。これは助かります。何かと役立つようになったと思ったら、春からはいなくなってしまうわけです。思うようにはいかないもの‥‥。
　思うようにいかないと言えば、CRTディスプレイの回収再資源化料金が4,200円って言うじゃない。でも拙者、何年も前に廃棄されるところを引き取ったヤツですから。残念！ただより高いものはありません斬りっ！

やっぱ大学行く

　どういう風の吹き回しか、息子が急に大学進学を申し出てきた。
　もともと大学進学のはずだったんだけれど、野球に明け暮れ、しかも目標の「も」の字も果たせないまま燃え尽きて、とりあえずの進路を決める２学期早々にはまだまだぼーっとしており、そんな中で決めたのが専門学校への進学だった。
　それが悪いとは思わない。公務員を目指したいというのだから、まぁそれもありかなと親としても納得した。以来数カ月、勉強などもう眼中にない。定期試験も模擬試験も、もう何も気にする風ではなかった。だからってバイトをするわけでもなく、せめてもう少し進路を心配するような雰囲気くらい見せろと、最近はそんなことを口にする機会も増えてきていた。
　それがどうしたことか、突然「ここに行く」と言い出した。その大学の入試要項・パンフレットまで持ってきた。親がそうだからだろうか、こういうときはもう自分の中では決定しているのだ。反対したところで覆ることはない‥‥。もちろん当初の予定どおりなのだから反対する理由もない。経済的にはヒヂョーに厳しいがそれを理由にはしたくない。
　当の本人の理由を尋ねると「大学行ってみてぇ」からだそうだ。彼なりに何か考えたんだろうし、多少は悩んだんだろう。でもこの期に及んでどうしたものか。手続きとか間に合うんだろうか。っていうかそもそもキミが入れるようなところなのか。何か不安ばかりが募ってくる。だいたい何のために？‥‥そんな質問はヤボだから、野球やるのか、わかんねぇ、これがグラウンドか、こっちじゃねぇ？、そんな話をして終わったんだけど、これでコンピュータの買い換えは完全停止だしくしく。

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［コメント］

▼ホリコシケイコ wrote:
両肩ずっしり重いでしょうね。父ちゃんも母ちゃんも大変だー。フレー！フレー！
と昔ながらの応援を・・・。息子さんも頑張って目標達成してください。お祈りしています。
11/12/04 18:32:48

▼hiromaru wrote:
「大学行く」なんて言い出した息子。つい先日のことでしたが、あれよあれよという間に決まってしまいました。仕事に就く方がたいへんな時代ではありますが、何はともあれ進路が決まってホッと一安心。でもすぐに手続きがぁ‥‥。(-_-;
12/16/04 20:43:48

▼ほりこしけいこ wrote:
メールじゃなくてコメントです。（強がり）早いねお宅の息子様。でも、おめでとう。ウチの馬鹿に入試でいくら金かけたか・・・。３コ当たって入学したくせに一つも単位とらずに自主退学してフリーターやってやがる馬鹿息子。金よりおまえの将来が心配だっちゅうの。今の４０代って苦しみの狭間のはざまかねぇ。
12/17/04 01:24:20

▼きん太まけるな! wrote:
私の、息子も明日、千葉まで受験に行くそうで、どうなる事やら○ひさんまた、一杯やりましょう。
12/17/04 13:11:31

▼hiromaru wrote:
ほりこし様
　コメントでもおっけーです。（笑）
　おかげさまで‥‥という感じです。自分らの頃って入試と言えば５教科全部テストがあって、もちろん相応の点数をそのときに取らなきゃ無理だったから‥‥。でも今はいろんな推薦制度がありまして、ありがたいっちゃぁありがたいんですが、当の本人は気楽なもんです。ふぅ‥‥。
きん太様
　いやぁ漢字一字入っててよかったす。ご存じのとおりこちらはＭくんといっしょです。Ｈくんどうでしたか？
　26日に飲むって話、連絡行ってますかぁ？また楽しくやりますよぉ。
12/20/04 01:01:10

ヘビの目にマスカラ

　久しぶりに友人夫婦と飲みました。野球だの研究会だのが一段落したら‥‥と言って延び延びになっていたんです。いつもの店なので何も変わらないはずなんですが、飲む相手が違うと料理も違うし話も違うし、従って酔い方も違うようです。飲んだ割には覚えている。f(+_+)☆＼バキッ!
　さて、最近歳を取ったのか、奥さんは「年越し苦労」なんて間違うんだよ、なんて話をする友人。でもそれはそれで意味がわかるよなぁなんて笑いながらも納得し、お互いもっぱらネコに癒されてるって話からやがてヘビの話へ。散歩中に猫が出くわして‥‥なんて話。
　「ヘビっていうのは、ガラガラヘビだけが、ほら、音を鳴らす、マスカラみたいなものが付いてるんじゃなくて‥‥」「それってマラカス？」で大笑い。奥さんを笑いものにした彼は、しっぽじゃなくて「ヘビの目にマスカラ」と２次会の最後まで笑われていました。

ひょっとして‥‥

　新しく開業したお医者さんへ行った。受付の女性がニコニコと迎えてくれた。どっかで見たことがある‥‥そうそう、前の病院の近くの薬局で受付をしていた女性だ。特別な面識があったわけではないけれど、二言三言言葉を交わした。知らない人ばかりだろうと思ってきたから何かホッとした。それだけで血圧が少し下がるような気さえする。
　診察室などあちこちにコンピュータが備わっている。始まったばかりだからだろう、システムを担当したっぽいスーツ姿の方が様子を伺っている。不具合はないかどうかの確認だろう。と、どっかでお会いしたことがあったような‥‥。コンピュータ関係だとすればネットデイか何かの際か‥‥いやそうではないなぁ。ネームプレートが見えて、あぁなんだウチの隣の隣の息子さんではないかと気付いて話しかけた。彼自身は別に暮らしているから知らなかったようだが、でもすぐにわかった。いやぁ奇遇ですねぇなどとまたしばらく盛り上がり、明日のいも煮会で会うからなんてローカルネタで終わった。知ってる人だと思うとまたホッとする。
　薬局で薬を受け取り、家電量販店へ。入り口のところで高校時代いっしょに走っていた友人にばったり会った。お互いにたぶんそうだよなぁという面持ちで立ち止まり、Ｍくんだよな（Ｈくんだよな）と一応確認して二人とも笑顔になった。実に二十数年ぶり、積もる話があった。誰はどうした、あいつはどこにいる、彼は消息不明‥‥。あぁこのまま近くの飲み屋にでも入ってゆっくり話をしてみたい、何ならＳ先輩も呼んで飲もうじゃないか、そう思うのだけれど、お互いに急いでる様子もわかる。まぁこれっきりにはならないだろうからと、またいつかの機会を期待して別れた。
　ずっとこの体重を保っているけれどでもあの頃と比べれば10キロは太ったという彼。まぁそんなものかと思う。自分は15から18キロくらい太ったから今はいっしょくらいだけど、自分の方が太って見えることがちょっとショックだった。白髪の量や額の上がり具合は彼の方が優って？てホッとした。
　しかしなぜ彼はこんなところでポカリの２リットルペットボトルを４本も重そうにぶら下げて歩いていたのかが不思議だった。ひょっとして‥‥と想像できることが見つからない。