1月末以来ずいぶん久しぶりにお城山に登りました。3カ月も行ってなかった?と自分でも驚きなんですが、やっぱ近くて遠いところなんでしょうかね。
3カ月前は、水芭蕉の芽が出ているのを見て、春になったらぜひまた咲いたところをカメラに収めなくちゃと思っていたんですが、花の時期はとうに過ぎ葉っぱが大きくわさわさと育っていて、まぁ一安心と言いますか‥‥。
ちょっと見上げると若葉が太陽の光で輝いていて、黄から緑へのグラデーションというか各色のレイヤー感というか、それが高い木のてっぺんまでだから、圧倒されるようでため息が漏れるほどでした。いい季節だなぁ。
そのお城山では、先週末「お城山まつり」が開催されました。興味はあったんですがあいにく仕事でしたので‥‥。いろんな出店なども並んでたくさんの花見客がお城山に登ってくれたそうですが、その時だけにならないでほしいものです。
以前から、せめて飲み物の自販機でもと思っていましたが、当然何もなくにわかにノドが渇いてきました。ペットボトル忘れないようにしなくちゃ。数日過ぎた今日はこれだけの好天ながらも誰一人いない二之丸跡です。きれいに刈り込んでありますが、これも「まつり」のためだったのかと思うと何とも残念でなりません。やっぱりなぁ‥‥。
その上の本丸跡・大広間跡。桜でも咲いていればもう少しいい画になるんでしょうが、やはり張りぼてでもお城っぽいものがないとダメですかねぇ。個人的にはこれでも充分だと思っているんですが‥‥。
別に書こうと思っているんですが、そもそもここはお城でありますから、一般庶民が立ち入るような場所ではなかった、そういう意識が潜在的にあったりしますかね。
殿様はこうして城下を見下ろし、広く点在する桜の様子も楽しまれたことでしょう。しかし庶民は字とかそれぞれの小さな町単位にある桜の場所などに集い、逆にお城山の桜など望みながらささやかににぎやかに楽しんだんだろうなぁ。
南側とは対照的に北側の石段が着実に整備されてきて、いつの間にやらその中央に手すりが設置されていました。お年寄りじゃなくてもこれはたいへんありがたいです。横幅の広い石段は勾配もあるし少々恐怖感もあったのですが、これで半分になって何となく安心感が出てきたようにも思います。
店が出てにぎやかになればいいと言いながら、実はにぎやかなところが得意ではないので、またおまつりやってほしいとは‥‥。でもくどいですが自販機だけはお願いしたいのです。嫌いじゃないのでまた登ってきますので‥‥。
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