今朝はほんの数メートル先もぼんやりするぐらい霧が真っ白に立ち込めていて、あわててカメラを持って出かけました。
深い霧とは言え、刻々と薄らいでくるのもわかって、自分としてはお城山の頂上から街を見下ろしたときに、家並みがうすぼんやりと見えるような、そんなイメージを描きながら向かうのでした。急げ‥‥、いやもう少し時間がかかるか‥‥。
でも結局こんな感じ。しばらく様子を見てはいたんですが、霧がありすぎてキリがないなぁ(くすくす)とか一人おやじギャグつぶやきながら下りてきました。
出かけて間もなく、いつもの散策路。朝からスッキリ晴れた昨日は綺麗だったんだろうなぁなんて思いながら、ぼんやりした風景をカメラに収めてみます。昨日は定期通院その他あれこれで歩かなかったんですが、やっぱり撮れるときに撮っておかないとなぁと思います。
カメラよりウォーキングと思うこともあるんですが、見慣れた風景でもその時限りのことだから、何だかやっぱりその瞬間は残しておきたいって思うんだよね。単純に欲張りなだけか‥‥。
途中、写真家・中村邦夫さんの写真展「1991〜1999 櫻川」を見ていきました。町の文化祭の一環のようです。桜川沿いの土塀を利用して展示されているのですが、正にその場所の20年ほど前の生き生きとした様子が写っています。独特の感性だなぁ。
拡張整備された今の通りとリアルに見比べられるので、うまく考えたものだなぁと思いました。
papaさん、情報提供ありがとうございました。
南町の方から登ったんですが、その頃には日も差してきて青空が広がってきました。いつものように町民の森の方へ向かい、そこから登っていきます。
春には水芭蕉が咲くこの湿地に、今日は色づいた葉や青空が映って感動的な色になっていました。ここまで歩いてきて良かったなぁと思う瞬間です。
さらに頂上へ。パッと広がる二之丸跡の紅葉、期待以上の色でした。だからもうすっかり霧は晴れたんだと思ったのですが、いざ街を見下ろしてみると‥‥最初の写真のとおりだったわけです。雲の上ってわけですか。
三春小学校へ向かうために北側の石段を下りました。南側と違ってこちらはまだひんやり感も霧も少し残っています。何気に振り返ると朝の光が木立の隙間からものの見事に放射状に光り輝いて、これまたいいところに当たったなぁとシャッターを切ります。
何枚も何枚も撮るんですが、結局たいした代わり映えしないの、ふぅ‥‥。
お城山を下りて三春小越しに街を望むと、ずいぶん霧が晴れていました。こんなことならもう少し頂上にいればよかったなぁと後悔もしますが、結局はそれもその瞬間のことだからなぁ。
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