これは iPhone 4 ランドスケープモードいわゆる横長画面のキーボード配列。キーピッチは約 7.5mm。決して大きくないから外付けキーボード(ケース付きの)なんかに期待を寄せたりしたんだけれど、重量バランスの酷さやイマイチなクリック感など、結局のところこのソフトウエアキーボードに落ち着いていたのでした。
iPhone 5 では画面サイズに合わせて、横長画面でのキーボードもワイドになったわけですが、どれくらい快適になったのかとちょっと楽しみにしていたところなんです。
新しいキーボードのキーピッチは約 8.3mm に拡大しました。メモ帳もメールも、横長画面での入力が楽になった気がします。1キーあたりわずか 0.8mm のことではありますが、打ち間違いがかなり減ったなぁと思うし、スイスイ打ち込んでいけるなぁって感じるんです。こういうところが快適感につながるんでしょうね。
だからって満足かというとそれは‥‥。やっぱりクリック感というか触れるのではなく押すという感覚が伴ったらかなり違うと思いますね。その時だけデコボコのあるシートをかぶせて‥‥みたいな製品があったらおもしろいような気もします。
さて、基本的に文章のほとんどを自分は ATOK Pad で書いているんですが、残念ながらまだ横長画面に対応していませんでした。両サイドがブラックアウトする画面はやはりもったいなく感じます。当然キーボードも小さいわけです‥‥。
が、タイムリーに本日さっそくアップデートがあり、いよいよ横長画面に対応しました。これまでは ATOK Pad も 7.5mm ピッチだったのですが、今度は標準よりさらに 0.6mm 広い 8.9mm になりました。旧モデルと比べたら 1.4mm も拡大しているんです。
同じ横長画面対応ですが、この 0.6mm の差がとても気になっています。どれほど違うんでしょうかねぇ。
標準だと両サイドに 3〜4mm のスペースがあるんですが、それが視覚的にキーボード全体を見渡せるようにしているような気がします。ATOKでは画面のギリギリいっぱいまで広がってありがたいと思ったんだけど、何かちょっと違うような気がするんだなぁ。さほど快適な気がしない‥‥。
左端、右端のキーがポイントなんですね。例えば「A」を押すのに、ATOK Pad だと親指を意識して少し折り曲げなければなりません。そこから「T」や「G」に移るのって意外に難儀というか、どうってことはないんだけどあえて言うならたいへん‥‥かもしれない。
外付けキーボードだと 10mm くらいあってそれで快適だと思い込んでいましたが、必ずしもそればかりではないのかも知れませんね。
もちろんまだ使い始めたばかり。これから ATOK の方が合ってると思うかも知れません。旧モデルの小さい方が良かったと思うかも知れません。あくまでも自分的には‥‥です。
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