間もなく開催される Apple のイベントで新しい iPhone が発表されるのはもう間違いないようですが、もうひとつ、いや全部で5つあんじゃね?という噂もちらほらです。4S ではなく 4 で 2年2カ月、今回は乗り換える気満々。
確率低いっぽいようですけど自分の関心度はやや高めなのが「iPad mini」。使いにくいのわかってっからオレぜってー作んねぇし、とジョブズが言ったとか言わないとかって話もありますが、昨今矢継ぎ早に登場する他社のタブレット端末なんかの傾向を踏まえますと、クック船長もただ指をくわえて見てるわけにもいかなくなってきてるんじゃないかと思わないでもないですね。
使い易いかどうかはユーザが決めればいいことでありますから、然るべきニーズもあるのはわかってるわけですし、選択肢が増えるのは歓迎すべきと思います。
ただ、それによって製品イメージがどっちつかずになってしまうリスクがあることは、我々ユーザも覚悟しなければならないと思うのです。
使い方は十人十色だから、ニーズに合わせバリエーションが増えたらいいなと、自分はずっと思ってきました。カラー × サイズ × メモリ、5色展開 × 10 or 7インチ × 16 or 32 or 64MB で 30種類ものモデルから選べたらどんなにシアワセかって‥‥。
でも、実際には売れ筋ってのがあって、逆に言えば売れないものもあるわけで、それは不要な在庫を抱えるばかりだし、かと言って受注生産ではコストが嵩むし‥‥。ニッポン人はそんなものづくりをしてきちゃったんですよね。クルマやパソコンを見ると何となくわかるような。
でも、誰もがほしいと、使ってみたいと、そう思わせるものづくりをすれば選択肢の少なさが逆に強いイメージを作り上げてくれるものなんだと、今は思うようになりました。ヘタな鉄砲は数を打ってもやっぱり当たらないんじゃないかなぁ。もちろんまねっこなんかもってのほか。
さて、そうは言ってもやっぱり小さな iPad には興味ありです。手がやや小さい日本人にとっては意外に使いやすかったりしたら‥‥、それはそれでありですよねぇ。
自分は文字入力が楽になるかどうかなんです。iPhone ではソフトウェアキーボードが細かすぎる。iPad ではおおむね通常サイズのソフトウェアキーボードだけど、空中では使えないんだよね。テーブル、膝の上、とにかくどこかに置かなければならない。もしくは片手打ち。これが mini だと親指打ちにナイスサイズなんじゃないかと推察するんであります。親指以外の両手全体で包み込むように持つことができるから、どこでも入力できちゃいそう。これは自分的にポイントかなり高いです。
ただ、小さい画面はおじさまのおめめに優しくないんです。
ただただ、このところおじさまのおめめは一層弱っておりまして、何でもメガネ外しまくって見ないとぼやけちゃいますから、3.5インチの iPhone だろうが 21インチの iMac だろうがあまり関係ないの。
となるとあとは機能や質の問題ですか。 mini はかなりの廉価版だという噂もあります。こればっかりは現物確認でしょうが、処理速度や解像度にどれくらいのストレスを感じるか、そのストレスに耐えられるかどうか‥‥。10インチの精細さは魅力的だし、コンパクトなのも魅力的だし、ん〜‥‥、冷静に見極めなくちゃです。
なぁ〜んて、ここまで書いておきながら、とりあえずは iPhone なんですけどね。すでに Apple Store はアップデートに入っているようです。いったいどんな発表があるんでしょう。
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