山形の方は今日から学校が始まったんだそうな。冬休みが長いんだね。福島は(たぶんほとんどが)金曜日まで夏休み。その後たまたま週末になるので実質的には27日から学校が始まります。
学校が始まると給食も始まる。ホッとします、休み中はほぼ毎日買い弁でありまして、カップめんとかもう飽きちゃってんです‥‥。でも給食が始まっちゃえば外食はできないわけでありまして、そうそう、行けるときに行っておかないと思いまして、今日はついに石井食堂へ入ってみました。
噂の(?)みそラーメン。わかりにくいだろうからちょっと斜めから撮ってみたんだけど、わかりやすくなかったな‥‥。のっかってる野菜の量がなかなかのボリュームです。麺がのびてしまうのが好きではないので、スープをちょっと飲んでゆとりを持たせ野菜をかき分けかき分け進んでいくと、意外にも細麺でした。となるとなおさら麺を先に食べなければなりません。
そうか、みそラーメンだからか‥‥と思って壁に貼ってあるメニューを見回しましたが、みそタンメンはありません。タンメンはありました。次はあえて「みそタンメン」を注文してみようかなぁ。タンメンは太麺なんだろうな。
味は、このあたりではオーソドックスな味噌ラーメン然としたもので、自分はけっこう好きです。クセになるタイプの味。そしてリーズナブル。このボリュームで500円ですよ。メニューを見たとき 500円かぁ と思ってはいたのですが、いざ支払うときにワンコインでOKというのはヒジョーにうれしい。
石井食堂は元もと葛尾村にあった店ですが、原発事故による全村避難で、三春町内の仮設住宅地に落ち着いてからこの場所で再開業したんです。三春の人にとってはあまり馴染みの店ではないのですが、風の噂で「美味い!多い!安い!」って聞いて自分も食べてみた次第。最近は訪れる人も多くなってるんじゃないかなぁ。
仮設住宅サイズ(なのだと思う)ですから決して広くはありません。真ん中のテーブルが4人程度、奥と脇に2人程度ずつの長テーブル。都合8人、10人入ったらぎゅうぎゅうでしょうねぇ。
この仮設団地の一番奥に石井食堂はあります。こうした仮設団地に入っていっていいものなのかどうか、いやむやみに入らない方がいいんじゃないか、正直なところそう思っていたんです。もちろん他意はないんです。
でも、入っていけばそこでは普通に生活が送られていることがわかります。店は地元の方々の憩いの場でもあるんだろうと想像できたりもします。我々もどんどん利用したらいいと思います。逆に、こういう天気が続いているから、低い天井、アスファルトの照り返し、家と家との空間の狭さなどによって、相当に過酷な状況であることもわかりました。これはたいへんですよ‥‥。
混迷する政局だか何だかわかんねぇけど、こういう現状を自分の足でしっかり確かめてみてほしいもんだわ‥‥。
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