基準値を超える放射性セシウムが検出されて心配していたんですが(現在は下回っています)、やっぱり年に一度は出かけないと落ち着かなくなってしまいまして、隊長の誘いに二つ返事で今年もワカサギ釣りをしてまいりました。
今回はちゃっと行ってちゃっと帰ってくるみたいな3名の小編隊。テントや用具類も最小限に絞る‥‥とのことだったのですが、自分は何せ年に一度の小旅行気分ですから、いつものペースでクーラーボックスに食料品を詰め込んでヒンシュクを買うという‥‥。
でも釣りそのものが主たる目的でない自分としては‥‥、でまぁ自分の分だけをリュックに詰め込み直し、重いだけのクーラーボックスは置いていきました。(^^;
この時季の秋元湖、いつもどおりの光景が広がっていてホッとしました。例年なら風が表面の雪を吹き飛ばして氷がおおむねむき出しになっているんですが、今年は雪が多いせいか湖の上も雪が積もっていて歩くのがたいへん。その雪の層が氷の表面をジクジクにしてるみたいな感じもあります。もちろん 30cmくらいは凍ってますから心配はありませんけどね。
昨年完成したワカサギハウスを利用してすぐにスタート‥‥のはずだったんですが、実は諸般の事情で大震災直後に解体してしまったんです。もったいなかったんですが、いずれワカサギハウス2号が登場することを願うばかりです。
というわけで、従来どおりテントを設営するわけですが、15分、20分くらいで終わってしまうことなので、吹雪いていたりさえしなければどうということはない話でして‥‥。
さて、昨年はせっかくのワカサギハウスも空しく自分は丸坊主状態。あきらめきれずにリベンジし隊まで結成して挑戦したのにそれも結局数匹という最悪な結果‥‥。そんな自分が掲げた今回の目標は 10匹! 低っ‥‥。いいのいいの自分それで充分。
仕掛けを付けて餌を刺して‥‥薄暗いテントの中でおじさんにはこれが一番つらい作業です。どれもこれも1年に一度のことでいちいち手間がかかる自分がちょっと情けなかったり‥‥ようやく竿を垂らしホッとします。
あっという間に釣り上げ始める他の2人に遅れること数分、自分にもさっそく当たりが来ました。間違いなく食いついたと思って釣り糸をたぐるんですが、残念ながら逃げられてしまったみたい。でもそれで何となく感覚が戻ってきたような気になりました。
その後すぐに1匹目を釣り上げて安心し、あとは飽きない程度の間隔でちょっとずつ楽しむことができました。だいたい4時間で 12匹‥‥20分に1匹のペースってこと。(^^; まぁ目標の10匹を超えたので自分としては満足なのですが、他の2人にしてみれば30匹ぐらいずつ釣ってはいるのですがちょっと満足できない釣果のまま、その後の約2時間は3人とも全く当たりもなくて、午後1時、早々に撤収と相成りました。
天気予報では雪だったんですが、思ったほど降らないどころかやがて青空も広がるまずまずの天候でした。が、風はかなり強かった‥‥。家族連れで楽しんでいるテントも少なくなく、ちびっ子たちは外で元気にはしゃぎ廻っていましたが、吹き飛ばされるんじゃないかと心配するほどでした。
風とは関係ないんですが、去年自分が穴にハマったみたく、子どもがやはり同じようにハマってたみたい。ちょっと遠くからたまたま見ていたので違うかも知れませんが、いや多分そうだなあれは。気をつけないとアカンです。
今年はそんなこともなく荷物を積んだソリを引いて帰ってきたんですが、さて湖もここで終わりというところまで来ていきなりズボッと足を取られてしまいました。ぐしょぐしょになったりしたわけでもなく笑われて終わりだったのですが、スノーモビルの跡を一歩外れただけなのにジクジクしていて‥‥。_| ̄|〇
ハマっても足ぐらいの話ですが、一酸化炭素中毒なんてこともありますからホント注意しなくちゃなりませんねぇ。どんな状態だったかはわからないんですが、いろんな意味で複数名で行った方がいい。
今年は釣って楽しむだけで食べません、という人もいらっしゃるようです。実際どうなんだろうというのがよくわからないだけに、その方がいいのかも知れませんね。
放射性セシウムは1kgあたりの数値。でもワカサギ1匹に換算するとごく微量。そもそも基準値を下回っているということですし、数匹ずつ食べてもどうってことないか‥‥というおやじたちの判断。反省会でいただくことにしました。
夕方早いうちから反省会。昨年11月、ちょうど3カ月前の温泉旅行の反省会も兼ね、みんな夫婦で集まって楽しくにぎやかになりました。ワカサギもおいしかった。
そんなあれこれを逐一ツイートしようと思っていたんですが、現地はあいにくソフトバンク圏外でありまして、レポートはもうどうでもよくなっちゃって‥‥。圏外だって去年のエントリにちゃんと書いておいたんだよねぇ、すっかり忘れてた‥‥。
コメント