表紙が口をポカンと開けてるみたいで気になるからモレスキンみたくゴムバンドで留める仕様にカスタマイズしましたが、ゴムのテンションによってカバー余白が内側にギュッて曲がっちゃうという課題は抱えたままなのでした。
こんなモンと思えばそんなモンなんですが、気になるときは妙に気になっちゃってたんですよねぇ。でも、凜々子さんがこの課題への対処方法(試作1)をご紹介してくださいました。なるほどと納得したのでさっそく自分も。カズン用の下敷きあるし‥‥。つーことでさぁ今日も工作です。
ところで何が原因なんだろう‥‥。前文をもう一度検証してみますと「カバー余白が」あるからなんですよね。モレスキンノートには余白なんてありません。フラットです。
だったら余白を切っちまえばいいんじゃね? と実に安直に短絡的に結論づけてしまうオレ‥‥。でも実際そうじゃんと思い、またもや取り返し不可能な一発勝負に打って出ることにしました。
ノートサイズに合わせてこの余白を切ってしまいます。ていねいに定規を当てて‥‥スタートしたのですが、合成皮革ってカッターにはやたら弱くて、スーッと切れるんです。だから、定規ではなくノートそのものを定規代わりに・でもフリーハンドっぽくスーッと切りました。
背表紙のところがちょっとやりにくいのですが、慎重にやればどうってことないかなぁと思いました。ここはハサミを使おうかとも考えましたが、切り口のエッジに違いが出るような気がして、あえてカッターひとつで挑みました。ザザーン(波の砕ける音)
でまぁ上下左右切ってしまう、これだけで終わりです。
なお、四隅についてはノートのRに合わせてちょこっとカットしましょう。
というわけで、当たり前なんですがカバーが曲がるようなことはなくなりました。余白ないから。ある意味「カチッと感」が増したように思います。今思えば、このカバーの微妙な出っ張りが手にうるさかったような気がしないでもありません。
例えばモレスキン・ポケットを手にしたときの心地良さって、そういう「じゃま」がない手頃でシンプルな板でも持っているような感覚にあるような。そうそう、それって素のiPhone4にも通じるような‥‥。
まぁとにかく良かった、失敗しなくて‥‥。(^^ゞ
切り取ってしまうとゴムのテンションがかなり低い、けっこうゆるっとした感じ。でも、そもそもの目的は「口封じ」でありますから、そんなに強くなくていいんです。機能は充分果たせそうです。
余白が無くなることで、箔仕上げの特に上下は今度は保護されなくなるんだなと気付きました。もともとオヤジ仕様だと思っていたのですからはげたってかまわないのですが、光が反射してキラ〜ンってなるとき、ちょっとした満足感もあるんですよね。そのへんも含めて、あえて余白があった理由がいずれわかるのかも知れません。でも今かなり満足。
今回も無事に手術が
成功しましたことを
本当に喜ばしく存じます(^^)
お疲れ様でございました。
投稿情報: korter | 2011/03/08 23:09
おおお。やりましたね!
もしかしたらそこ切ったらすべての問題が解決する気がしないでもなかったけど恐ろしすぎてできませんでした。
び、びびりー。
切り口きれいですね。
すごいな。私にできるかしら。
余白がいる理由、わかったら教えてくださいね。
投稿情報: 凜々子 | 2011/03/09 20:02
周囲の余白、盲腸みたいなもんかなと思いまして、気になるなら摘出してしまえと今回も外科手術でした。
切り口は定規なしとは思えないくらい真っ直ぐです。メスを入れたら迷うことなくスーッと一気です。かつて Life & Death でどれだけ修行を積んだことか‥‥。
自分も基本びびりですが、カッター持たせたら目がキラ〜ン☆です。
余白につきましては引き続き経過観察いたします。
投稿情報: hiromaru | 2011/03/09 23:26