晴れたり曇ったりの日曜日。恒例の三春だるま市が開催されました。やわらかい陽差しだけなら暖かなんですが、雲に隠れたり風が吹いたりで、けっこう寒い日だったなぁ。
そんな中、今年は例年より人出が多かったような気がします。縁起物のだるまや干支の張子など福を求める人たちでごった返していました。
毎年それぞれの店が趣向を凝らした新商品が登場します。小さな鯛の張子に干支の寅もあしらった「目出鯛寅(めでたいがー)」がかなり人気だったように思えました。寅の上に小さなだるまが乗ったものもありました。
小さなだるまを手にしている人がいました。これがスタートなのかなぁ‥‥。
だるまは小さなものから始めて毎年ひとつ上のサイズのものを買い足していくものと言われています。が、背丈20cmくらいから値段が気になってくるんですよねぇ‥‥。まぁそれはそれとして、好きなように買えばいいんですよ。
これくらいだとちっちゃくてかわいいですね。
毎年のことですが、カメラマンの数もかなり多いです。なんだかウンザリしちゃって早々に引き上げました。自分もその一人だったんだろうけど‥‥。
今年の漢字一文字を、芥川賞作家・福聚寺の玄侑宗久さんが披露するということでした。大だるまに書いたそれがまほらの前に展示してありました。
今年は「発」でいこうとのこと。自分の中で予想していた字のひとつでした。「『はじまる』あるいは『はじめる』、『おこる』あるいは『おこす』の意味。一念発起。発心。発明。発見。」という解説も掲示してありました。
今年は玄侑さん原作の映画「アブラクサスの祭」が公開される予定です。三春からいろんなことが発信できたらいいですね。三春の人たちがそういうことをもっともっと意識すれば、どんどん高まっていくと思うんですけどね。そんなはじまりの年になれば‥‥。
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