更新できなかった昨日・27日のエントリです。
ただただ暑い日でした。ギラギラした太陽にセミの鳴き声‥‥といういかにも夏らしい暑さではなくて、ジメジメとなんだか蒸し暑い福島は昨日に続いて全国最高気温を記録したそうです。ふぅ‥‥。
そんな湿度の高い日は、森の中もそれほど涼しくはないのですが、陽差しを遮ってくれるだけでもありがたい。小鳥のさえずりにも癒やされます。木洩れ日に映える明るい緑と陰になる深い緑とのコントラストがことさら鮮やかでした。
法蔵寺の蓮もいよいよつぼみがふくらんできました。ちょうど休みの日に合わせて咲いてくれればいいのですが、不安定な天気がどうも曲者でねぇ‥‥。
こちらは近く(でもないか)の蓮田。シオカラトンボの季節なんだなぁと何だかしみじみしてしまいました。夏至から1週間、そういえば夏らしくなってきたなぁと感じます。小さな花にちょっとホッとしたり‥‥。
親ガモにしては小さいような、小ガモにしてはかなり大きいような、そんなカモがこの堰をどう越えようかと悩んでいる様子でした。このあとやおら飛び立って下流に着水したのですが、その間、水苔か何かをついばんだりしながら行ったり来たりしている様子がとても楽しそう・涼しそうでした。
気の向くままに生きるって、ちょっとうらやましかったりします。閉塞感なんてないんだろうなぁ‥‥。
木々に覆われている森の中は気持ちのいいものですが、長時間そこにいるとやがて息苦しさを感じたりします。もちろん苦しいのではなくて、少々閉塞感を覚えるのです。どこを見渡しても似たような風景だと‥‥。
小さな森の出口付近、この風景が自分はたまらなく好きです。森の中は何かに包まれるような安心感がある一方、行き場のないところに閉じこめられているような不安も感じるものです。適度なところで開放されることによって、脳の働きが切り替わりまた次の新しい行動・判断ができるんだろうなって思うのです。それがこのポイント。
長い不景気トンネルに突入してどれだけ経つでしょう。国民のほとんどがさまざまな閉塞感を感じていることでしょう。精神的にまいってしまいます。おかしな事件・事故が絶えません。
仕事なども何をやっても変な責任感みたいなものをグズグズ気にしてしまって気が休まりません。ちょっとミスをしたら、以前だったらそりゃぁ自分で「失敗したなぁ‥‥気をつけなくちゃなぁ‥‥」って自戒したものですが、今は間髪入れずに重箱の隅をつつかれて人生最大の過ちを犯してしまったかのような注意を受け、自戒どころか自壊の方向へと進みかねません。
人を信用しない、間違っていると思って取りかかる時代です。安心なんてハナっからない時代になってしまいました。心安らぐことがない、息も詰まるし行き場もない、この閉塞感をどうか打破してほしいもの。人を信用して、誤りがないことを前提に生きていた時代が、とてもとても懐かしいです。トンネルの出口はどこにあるのでしょう‥‥。
暑くてぐったりなのに、そんなこと考えてなおぐったり‥‥。
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