先日飲んでいて、どうして日本酒を飲むときこういう青い丸が描かれたおちょこを使うのかって話になりました。丸いところを見ていると目が回って早く酔っちゃうから、店としては逆効果ではないかとか、いやいや逆に少量で酔った気分になった方が身体にいいからとか、そんな話ばかりでした。
ネットで検索すればすぐなんだけど、残念ながら電波の届かないお店‥‥。せっかくのiPhoneも出番なしです。それじゃ後で調べて報告するからと、でもそれっきりになってました。いやいやどうでもいい話なんだけどね。
これ「利き猪口」って言うんだそうですね。知らなかったわぁ‥‥。白いところと青いところと、酒の色やてり(粘っこさ)、不純物の有無(透明感とか)などをまず「見る」ためのものなんだそうな。黄色っぽい酒とかすぐわかるわけだ。そして次にいよいよ味わうのだと。なるほどねぇ。
また、この二重丸は「蛇の目」って言うんだそうで、これは言うまでもなくヘビの目のようだからでしょうな。蛇の目傘も大きな丸がまんまそのとおりです。蛇の目ミシンはボビンの形が蛇の目のように見えることから「蛇の目式」と呼ばれたことに由来するそうです‥‥。
まぁそんなウンチクでも語ってるくらいの酒はいいですね。ついつい過ぎてしまえば脳が正常ではないのですから人間何をするかわからない。酒を飲む人なら、わかっちゃいるけどいざとなったらわからないだろうというところはわかるような気がするんじゃないかと思うのです。悪いことは悪いとは承知しているけれど、そこを「あんたサイテー」とか責められたってもうどうしようもなかったりするもので‥‥。だって覚えてないんだから‥‥。
明日も楽しい酒でありますように‥‥ただただそう願うばかりです。
うちにも蛇の目2個ほどあります。でもお猪口ではなく、正一合入る奴です。
夏場、冷蔵庫で冷やしておいて、冷酒を入れて飲んだり、On the Rockで飲む時にたま〜に使います。
お酒って、器によってさらに美味しく感じられる場合があるのですが、日本酒ではこれはその一つで、口径が大きいために香りを感じさせやすくしてくれるのかも知れません。
赤ワインだと、チューリップ型の大振りのグラスでそういうのがあって、この場合は完全にワインの香りを一緒に味わっているのがその理由のようです。
まあ、通常ならそんなに大騒ぎされる問題でもないような事が、トンだことに発展してしまいましたね。
今でもあるかどうかは判りませんが、防衛庁があった頃はあの広場の東の入り口には屋台がひとつだけあって、仕事で赤坂のホテルに泊まった時にはたまに飲んだりしていました。
投稿情報: kantoshi | 2009/04/26 00:21
口が大きいと香りが強く感じられる‥‥なるほどそうかぁ。ワインも確かにそうですね。
週末は週末の、明けて平日は平日のワイドショーでひととおり取り扱わないとダメなんでしょうかね、相変わらず大騒ぎしています。結局のところマスコミに踊らされているわけであり、煽った割には世の中冷静だったみたいなところもあり‥‥。
さて、屋台で飲んだことがありません。一度体験してみたいです。そう言えば今のテアトルのあたりに屋台村ってありましたよね。調子に乗って冷酒がんがん空けた記憶があります。若かった時代です‥‥。
トンだことと言えば今度は「豚フルエンザ」ですか。GWしょっぱなから旅行関係がまた打撃を受けてしまいますねぇ‥‥。
投稿情報: hiromaru | 2009/04/27 21:01