命尽きる前に

　かあちゃんのiBook。Dual USBモデルになって、それまでのクラムシェル型タンジェリンのiBookから買い換えたものです。2001年5月発売だから間もなく8年になるんだ‥‥。
　そのiBookがたったこれだけしか開かなくなってしまったのであります。今頃になって「私は貝になりたい」な、それこそクラムシェル化してどうすんの？って話しですわ。これ以上開こうとすると、ディスプレイの根っこのあたりのパネルが思いっきりひん曲がるっぽくて、とても恐くて力を加えられません。
　買ったばかりで「落っことした」と聞かされたときはガッカリでした。でも壊れたりしてなくてすげ頑丈なんだなぁと思ったものでしたが、今になって後遺症が出てきたのかもしれません。

　仕事で使っているので、可能な限り早めの復旧が望まれるわけですが、いろんなMacをいじくり回し分解してきたMac歴間もなく20年な自分なりの感覚として、もう危ないという匂いがプンプンなんであります。ガワだけでなくて、プリンタが消えるようになっただとか、最近ちょっとヘンだとか言ってるし‥‥。
　でありますから、ここはもう思い切ってバキッ！といってみて、うまくいけば開くだろうし、ダメなら改めて次の対応かなと思うんですが、仮に開いたとしてもまた閉じるのが容易でなかったり、閉じるのは簡単だけどまた貝になられては困るしなぁ‥‥。
　いっそのこと新しいマシンを！と、以前ならあっさりそう思ったものですが、最近はさほど積極的でなくなったし、こういうご時世でもありますし、ホントどうしたものかと悩んでしまっています。
　このiBookで8年、完全にOS 9.xが染みついてしまっている人ですから、明日からOS Xねというわけにはいきません。当面はOS 9環境を構築せねば‥‥。となると、最近使用頻度が激減している自分のPowerBook G4を提供するしかないかと思っています。今さらOS 9システムに戻さなくちゃならないというのも何だけど、iBookが天寿を全うする前に、とにかく急がなければならんなぁ。
　でも、あまり使わなくなったとは言え、いざというときにサブマシンがないというのは心許ないわけで、そこもまた悩みのタネでして、かなり消極的に安いIntel MacBookでも探そうかと思ったりしてます。ふぅ‥‥。