カワセミを撮るべく、さっそく例のポイントへ行ってみました。曇り空、強い風、そして気温が低い。じっと待ってるのはヒヂョーにつらい日でありましたが、新しいレンズ購入のためですからまぁやむを得ませんな。
とりあえずそこはチェックするのですが、正直なところ自分のイメージとはちょっと違うんです。そこから70〜80m上流に小さな堰があります。細い木がそこに流れ着いて突っ立っておりまして、その先っぽにカワセミが留まってるイメージ‥‥っていうのがあるんですよ。だから今日もちょっとだけずれてそこを見てみましたら、なんとそのとおりだったんです。うっわぁ〜と思いましてカメラを構えようとしたまさにその瞬間、サァーッと飛んで行ってしまいました。が、今回は川下ではなく川上に‥‥。
ひょっとしたらカワセミ?って初めて思ったのはもうずいぶん前なんですが、それがこのあたりの同じような細い流木だったんです。いつだったか大雨の際にそれは流されてなくなったしまい、以来ぱったりと瑠璃色の鳥を見ることはなくなったんですが、またいつの頃からか同じような場所に同じように流木が引っかかり今のようになって、それからまた見かけるようになった‥‥と自分では思っているわけです。だからきっとここなんだと。
それにしても、今日は観察し始めてすぐなんて、こりゃぁ幸先いいなぁと思ってしまいます。寒いけどちょっと頑張ってみようかと、そんな気にもなりますね。さすがに寒くてトイレが近い。でもすぐ後ろにコンビニがあったりして‥‥。
待つことちょうど1時間。ぼんやり見ていた今日のポイント付近(写真右側中段、ブロックのところに立っているのがそれ)、そこを注視しているその視界の左下隅(ちょうど手前の葉っぱの奥に見えるさざ波あたり)から、今度はいきなりホバリングして登場したのであります。
突然のことにまた驚くオレ。そしてまたあわてふためき、カメラを構えつつカワセミを追うけれど、ファインダーを覗くことなくまたあっという間に消えてしまったのであります。あぁ悔しい‥‥。悔しいので今度は対岸の道路に回り、もっと近くに寄りつつ身体をひそめてさらに1時間ほど待ちましたが、結局3度目はありませんでした。
自分としてはなぜか「1時間後にまた来る」というのがあるんですが、今日はまさにそのとおりでした。同じ場所で待つことも重要だと。なんだかカワセミがずいぶん近づいてきたような気がします。気温はともかくもう少し天気が良くて風がない方が確立高そうな気もする。明日もちょっと頑張ってみようか‥‥。
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