昨日の甲子園準々決勝・聖光学院と横浜との試合、1−15なんて大差になるとは予想外でした。ベスト8くらいになってくるとさすがに福島のレベルでは太刀打ちできないのかなぁと、ちょっと残念に思ったりもするのですが、でもまぁそうして課題だとか次の目標だとかが見えてくるものだから、それはそれで大きな成果だったはずだろうと思います。
さて、その一方には甲子園に出場できない約4,000の高校もあるわけです。さらには、地区大会のベンチ入りすらできなかった高校球児もいるわけです。スタンドで同じように声を出し、汗を流し、そして涙を流し、夏は終わっていったんですね。
1日でも長く仲間と野球を続けたい‥‥そんな思いも含めて10年前に当時の保護者会が企画した「もうひとつの甲子園」は、野球場を貸し切って思う存分自分たちの野球を楽しむというものでした。以来、田村高校野球部3年生の最後のイベントとして、OBとの親善試合が続けられてきたわけですが、お盆の時期に帰省するOBにとっても久しぶりの再会、久しぶりの野球は、彼らにしかわからない熱いものがあるのでしょうね。
その大会が昨日開催されましたが、そんな姿を久しぶりに見る保護者にとっても、それはまた懐かしい光景だし、あの時の試合を思い出したりしながら楽しむことができました。まぁそれにしても現役選手ちょっと元気がなかったような気がするなぁ。OBのテンションが高すぎてついていけなかったのか‥‥。
その大会も10周年を迎え、祝賀会が開催されました。発足当時の保護者(とその学年の選手)が中心になって運営してきたわけですが、代替わりということもあるでしょうし、いわゆるOB会との調整であるとかスポンサーであるとか、10年続けてきたなりの次の課題も見えてきているようです。続けていくことがいかに難しいかと思いますが、でも比較的若いOBにとってはそりゃぁ楽しみなイベントですからねぇ‥‥。
実を言うと、自分は当時の保護者ではないから単純に自分たちの代の様子を観戦しに行く(そして飲む)だけになっています。ありがたいと感謝してはいるんですが、企画する側になることを考えたらちょっと引いてしまうんだなぁ‥‥。OB会がいろいろな意味でもっともっと支援してくれるようになったら、この企画だけでなく田村高校野球部にも良い影響が出てくるような気がするんだけど‥‥。
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