お昼頃までの約2時間、久しぶりにウォーキングしたという感じ。川沿いの道路は風が強くて寒かった‥‥。林の中は木々が揺れて風の勢いこそ感じるものの、体感的にはそれほどでもない。やっぱ遊歩道が一番だなと思う。
すっかり冬の気配ではあるけれど、「小雪」とは言えまだ11月だもの秋の気配だって負けてはいない。林を抜けて愛宕様までたどり着いたら、ご覧のような鮮やかな光景が広がっていた。こんな風景に出会えるのもウォーキングの楽しみ。まぁそんなささやかな楽しみも、日々あくせく働いて、たまにこんな休みがあるからだと思う。
そうは思うけれど、昨今果たして「勤労に感謝」できるような状況か‥‥なんて考えると何だか淋しい。いっしょうけんめい働いているけれど、年収は毎年毎年確実に減っている。現在はさらに数パーセントの給与カットという話まで出ている。ささやかな小遣いを根こそぎ持って行かれてしまう感覚だ。子どもの教育費もかかりどおし。話題になる税金は「消費税」ばかりだが、実際には長期(年金)掛金も短期(健康保険)掛金も介護保険の分も確実に増えている。でも将来の保障はない。日々の生活で言えば物価はどんどん上がるばかり。暖を取る灯油でさえ量ではなく値段を気にして買うような状況‥‥。って、あぁこれこの前も言ってたよなぁ。また同じことグチってる‥‥。
働くって、もっともっと希望に満ちあふれるというか、やりがいとか意欲とか、そういうものを感じられないとダメですよね。勤勉なニッポン人のそういう感覚が失われていったら、いよいよ終わりになっちゃうような気がする。そうならないよう、現実的なレベルで政治がきちんとすすめられることを願うばかり‥‥そんな勤労感謝の日だ。
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