誘われるまま

　町の真ん中にある森だから大丈夫だろうとは思いつつも、微妙にクマのことを心配してしまって、気の向くままに（気の向かない方とは逆に）歩きました。
　近所のサクランボがしっかり実をつけています。まだ早そうですが、来週は地域の奉仕作業が予定されていてここが集合場所なんですよね。なんかちょっと楽しみ。

　アカツメクサのピンクが緑の葉に鮮やかです。うっそうとした感じがじゃまくさいんですが、花だけ見ると何かいいんですよね。どこも草刈りでいずれバッサリとやられてしまうんでしょうが、それにしてもこの生命力はすごいもんです。

　道端で会ったおばさんに、花の写真なら今うちの庭のテッセンが見頃ですよと言われ、誘われるままついていくハメに。桜の頃は訪れる方々にわざわざお茶など出してくださる家なんですが、四季折々の花が楽しめるように工夫されているんですね。

　すると目の前に鳥がやってきました。以前教わった「ヒヨドリ」ですかね。鳥の写真はなかなか撮れないんです。思いっきりズームしてどこだどこだなんて追っていってピント合わせしているうちにもういなくなっていると。そんなときズームリング、フォーカスリングでちゃちゃっとできたらいいのになぁと思うわけですが、逃げられて「くそっ！」などと思っているのもまたおもしろいもので。
　先日のリスもそうなんですが、撮ってもいいよというお誘いなのかもしれません。