二十四節気の季節感が好きだ。たった二つの漢字で四季折々の風情が表現されるというのも実におもしろい。今日は芒種。芒(のぎ)を持つ穀物、つまり稲や麦などの種をまく頃のことだそうだ。現在はもう種まきどころか植えた苗もしっかり根付いて、これからぐんぐん育っていく時期。田んぼは青々としていて気持ちいい。もっとも、粟などはこの時期に種をまくそうだから、そんな穀物が主流だった時代を考えればそれほどずれているわけではないんだな。
梅の実が大きくなってきているが、そろそろ黄ばんで熟してくる頃、カマキリやホタルも出てくる頃という。今年は蛍の写真を撮ってみたいものだと思う。
そんな季節の移ろいを感じながら、今日もご飯を食べ、ビールを飲む。実にありがたいことだ。
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