何だか評判良さそうなので、現実逃避もあって「Pencil」ポチってしまいました‥‥。
ウォールナットのナチュラル感が良かったんですが、安さに惹かれてアルミ素材のグラファイトの方を選択しました。が、こちらはマグネット対応じゃなかった‥‥。まぁそんなに気にはしてないんですけれど。
FiftyThree 社の iOSアプリ「Paper」用に作られたスタイラスペンです。
半円状の緩衝材に収まって入っています。円筒形のパッケージがなかなかおしゃれ。
先っぽからズルッと取り出すと、USB端子付きの本体(?)登場。これを充電します。予備の先っぽのゴムカバーや芯(?)なども付属します。約90分で充電完了。
Bluetooth を ON にして、Paper を開きます。Pencil アイコンがあるのでそこで3秒ほど軽く押しつけているとペアリング完了。とっても簡単。あとはもうガシガシ描くだけ。
と思ったら、スタイラスのファームウエア更新が始まりました。8分ほどで終わるとのこと。そのままにしておくとやがて完了します。
指や他のスタイラスとは違う、さすが専用スタイラスと思うところは次のとおりです。
・筆圧感知には対応していませんが、ペン先の角度で太さが変わること。
ペンを寝かせて使うともっさり太く描けます。
鉛筆ツールだとあの面塗りの感覚が何だかリアルです。
・パームリジェクション機能。
手をつけて描きたくなるものですが、その手が画面を汚してしまうんですよね。
でも Pencil はしっかり区別してくれます。
ちなみに、Evernote のスタイラス & 専用アプリ Penultimate との組み合わせだと
さほど機能してくれなくてガッカリ‥‥という経験ありです。
ちなみに、Pencil & Penultimate との組み合わせではパームリジェクション機能が
はたらかないようですが、書き心地は Pencil の方がいいような気がします。
・反対側に消しゴム機能。
消しゴム付き鉛筆みたく、Pencil をひっくり返すと消しゴムとして機能します。
いちいちツールの変更しなくていいときもありますからね。
・ペンと指とを区別して、指の場合はブレンド機能になりぼかしをかけられます。
・ルーペ機能。
2本指の拡大ジェスチャーをすると、下の写真のように大きくなります。
実際には同じサイズで描いてるんですが、感覚的にかなり細かい描写ができますね。
これは Paper の機能であって、Pencil だからというわけではありませんが。
いつだったかも、ストレス発散的に何を描くでもなく Paper でのスケッチにはまってるなんて書いたことがあったような気がしますが、今もそれは同じです。何の作品にもなっていないんですが、こう使うとこうなる的なおもしろい発見が楽しくて、色のブレンドと実際の発色とか、筆ツールの滲みの重なり具合とか、一人でおお!などと小さく盛り上がる数分間が何とも言えない安らぎのひとときでありまして。
Pencil には、それがよりリアルなところがあって、これまで以上にはまりそう。おもしろい。大きい画面、Retinaディスプレイでやってみたい。忙しくなってくるとこうなんだよなぁ。自分の現実逃避の典型‥‥。
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