はし軒と言えばワンタンメンとそればかり食い続けて、この時以来何だかんだと1年4カ月も経ってしまったのです。もちろんそれ以前から食べてはいたのですが、それまではほとんどごまタンメンでしたの。そのごまタンメンはたぶんこの時が最後。
ワンタンメンは捨てがたいのだけれど、昨日の味噌がどうにも不完全燃焼だったものだから今日はついにごまタンメン。どういう風の吹き回し?と思われたかも知れませんがそれだけの理由です。笑
実を言うと以前はここの醤油ラーメンがあまり好みではなかったのです。香りがツンとき過ぎるというか、それでしょっぱいイメージも強くて。今思えば白河ラーメンにあまり慣れてなかったというのもあるかもしれないな。
それでごまタンメンばかり食べてた。代わりにという意味ではなくて実際んまいから。ひろ美と舞木ドライブインと味噌ラーメン自分のベスト3に入るといつも思ってました。だから今日も期待高まります。
スープはもう少ししょっぱい印象だったのですが、以前より穏やかになったような気がします。もやしやにんじんのシャキシャキ感、柔らかく茹でたキャベツの甘み、麺はお気に入りのいつもと同じ中太縮れ麺。ん〜やっぱりいいなぁ。
いつも最初に投入してたすりおろしニンニク。今日はあえてスープを味わって麺や野菜をひとくちふたくち食べてから、オレ流に山盛り3スプーン投入。これがまたたまらなくうまくなる。デフォルトで1つか2つ入れてもいいんじゃね? と思ったりもします。
と思ったのですが、食べすすめると味が濃くなりますね。そうそう、塩分を控えるためにショウガやニンニク、香辛料などを加えたり多めにしたりするのが料理のポイントだと言われますが、改めてそれをなるほどと実感しました、今頃‥‥。
そうか、もともとこのくらいの味だったんだけど、考えずにニンニク入れてたから濃く感じてたんだ。つーことは、オーダーの際に少し甘めに・薄味に‥‥ってできたらいいかもだなぁ。さすがにそれは無理か‥‥。
いや、味噌に限らず逆にそういうメニューを加えるとヘルシー思考のお客さんが増えるような気もするなぁ。違うか‥‥。
もうずいぶん長いこと通っていますが、変わらない味を提供するってたいへんなことですよね。はし軒は開店当初と比べたらずいぶん変わったような気がしています。もちろん良い意味でですよ。醤油ラーメンなどはかなり丸みが出てきたように感じる。
研究熱心なんだと思うし、ていねいなんです。だからたくさんは作れない、作らないんじゃないかなぁ。どんどん客をさばいていく感じではなくて、多少待たせても1回に調理する量を決めてきっちり作ってお出ししてから次の客を席に通す、そういうスタンスなんだろうな。自分はその方がありがたい。
開店直後のカウンター。当たり前なんでしょうが整然と並ぶ椅子。でもきっちり等間隔なんだよね。当然どんぶりを置く場所は同じになるわけで、それが長年続くとそこだけ表面の塗装がはげてくる。なるほどなぁ。そういう姿勢もオレは好きなんだなぁ。
コメント