結婚披露宴のご案内をいただき、またいつものように保護者みんなで押しかけて楽しいひとときを過ごさせていただきました。ちょうど結婚式が終わったところで、開宴前に中庭にみんな集まりワイワイガヤガヤと記念写真。
ずっと天気のいい日が続いていたのにここに来て下り坂、小雪の舞う寒い日ではありましたが、心のこもった温かな、そして若者たちらしい熱い披露宴でした。
自分たちの頃の結婚式と言えば、隣近所のおっさん方、親戚のじいさんばあさん、職場の上司やら同僚やら、あと友だち何人か‥‥なんて「家」と「仕事」とを最優先させるものでありました。仲人はどこそこの誰それが良かんべと少々肩書きのある方にお願いし、何はともあれ大安吉日な日曜日を追って追って追ってハイこの日と決定‥‥ふぅ的な。
長い長い新郎新婦の紹介、職場の長の長い長い祝辞、続いて恩師からの祝辞、もう披露宴全体の半分以上の時間経過‥‥。そして親戚のおんつぁまがまず朗々と祝詩など吟じて祝宴が始まり、出し物といっても「てんとう虫のサンバ」をカラオケでやるくらいのもんで‥‥。
今は仏滅の日だってそれ以上悪くならないんだから大丈夫。隣近所はもちろんご親戚の姿さえあまり見かけなかったり、会社などは数名だし、ほとんどが友だちだからまぁ今どきの披露宴になるんですね。思い出の写真のスライドショーやビデオレター、単純ににぎやかなだけじゃなくてあぁいいなぁって我々おっさんもグッとくるようなすばらしいものです。時代はいい方に変わったね。
楽しい特別企画のビデオもあって、昨日はグリーンマンが大切なものを届けるために駆けつけてくれるというサプライズまでありました。笑
あの頃は、対面の長いテーブルにずらーーーっと着席して、フルセット完了してるお膳を同じように食べたものです。鯛のお頭付きとか菓子折りとかまで並んでて、さすがにそれは食べずに引き出物といっしょにお持ち帰りするわけです。その引き出物の袋が大きくてねぇ、だって毛布なんかが入ってたりしたんだもん。田舎ってそんな披露宴だった。
今はコース料理が多くなってて、フォアグラだのステーキだの、あの頃では考えられない食事を楽しむこともできるようになりました。どこの誰だか知らないおんつぁまにぬるい日本酒を勧められ無理して飲むなんてこともなく、うまい生ビールを好きなだけいただくこともできる。
宴も終わりに近づくとスイーツバイキングなんてコーナーも登場しました。おいしそうなケーキやらフルーツやら、トロトロ流れるチョコレートをからめるヤツとか、そうそうチョコレートフォンデュね。じいさんばあさん「フォンデュ」なんて言えないよね。「ポン酢」がいいとこ。でも自分「ぱみゅぱみゅ」言えねぇっす‥‥。
まぁそんなことはどうでもいいんだけどさ。新郎新婦の楽しそうな笑顔が印象的でした。我々保護者一同は二次会でそんな話でさらに盛り上がるのであります。あれから9年も経つんですが、子どもたちもそうであるように保護者も相変わらず楽しいお付き合いが続いています。ありがたやありがたや。
もう半分以上がゴールイン。半年後のカレンダーに予定も入るなどすでに決まっているヤツもいます。と同時に次第に焦ってくる親‥‥うぅ。
何はともあれご結婚おめでとう。末永くお幸せに‥‥。
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